第15回ウディコンコメント(最終下書き的な)

昨年に比べると大したことかけてないな……と思う部分もあるけども、もうこれで投票して届けるチェックONにしたので一応列挙しておく。note使い易いですね。

【1】『零落と紺碧の海神
武器と回復の取捨選択の戦略性があるノンフィールドRPG。自由帳さえあれば最後まで走り抜けられる!読後感が大変良い作品。

【5】『怖がらないでよ僧侶さん
「最後までプレイしてほしい」この一言に尽きる。豊富なマルチEND選択型ADVで、1度見たエンディングは明示されその場でキャンセルも可能な親切設計。軽いノリとアホなテンションで始まり腹に一物を抱えるアクの強いパーティーの人となりが分かるにつれ止め時を失い、一心不乱に最後まで駆け抜けた先には確かな感動があった。

【8】『ギフテッドワールド
研究され尽くしたプレイヤー配慮、取り返しの付かない要素を徹底的に排除しそれが名言されていること、何よりも説明に言葉を尽くす姿勢に敬意を払いたい。

【11】『竜と黄金の梨と焼け残り
薄い黄色の色彩とふんわりした言葉の表現・キャラクターの表情変化・コミカルなバトル画面が醸し出す牧歌的な雰囲気がツボ。

【12】『不屈のスペラ
気軽に繰り返しプレイしながら主人公もプレイヤーも強くなれる良いカードゲーム。強い精霊とカードの組合せが無数にあり何度やっても飽きない奥深い良作。

【14】『プリティアックス外伝 ~斧姫~
ウディタ製でRPGツクールに寄せた画面構成が斬新でAXE!

【15】『ウラミコドク
装備やキャラクター説明書などの豊富なアイテムを推理パートの証拠品に上手く昇華させており、謎解きの楽しさを確保している。迷宮探索を通して術技の特性を理解させ、推理パート(生贄裁判)に活かさせるユーザー習熟を考慮した導線の貼り方が見事で、間違えた回数が増えると任意で「閃き=先に進む」を選べる救済措置もあることから無理のない範囲で読み解けるのが有り難い。何より探索を通して集めた秘密から真実が明らかになった時には、彼女たちの言動と感情が画面を通して伝わってくるような感覚があり、プレイして良かったと本心から思えた。精緻な舞台装置と情緒あるウラミコドクが合体したまさに最強の和服ADVRPGである。

【22】『SIBLINGS
開始1分で惹き込まれる剣戟アクション。プレイヤーのCキーが相手の斬撃を弾く!タイミングよくボタンを押すと得をするシステムはRPGにおける与ダメ上昇・被ダメ減少が過去の事例としてはあったが、本作はその習熟が必須で文字通り生死を分けるほどの手に汗握る戦闘が楽しめる。状況に連動したBGMの変化がまた素晴らしく、没入感を高めてくれる。厳しい時はアイテムで難易度を抑える事も可能で間口が広がっているのも好印象。

【24】『ウディダッシュ
左右キーの反復横飛びで上から流れてくる敵を避けながらゴールを目指すゲーム。敵に接触してもゲームオーバーにならずタイムが速いか遅いかの違いだけなので、気軽に遊べて良い息抜きになる。

【29】『女神の迷宮
難易度”挑戦者”(HARD相当)でクリア。道中の小ネタが面白く、キャラデザインがキュート。中盤から雑魚敵の攻撃が苛烈になり、出し惜しみが全滅に繋がるバランスを押し出してくる。守って機を伺うか、スピード勝負でやられる前にやるか、はたまた状態異常で完封するか。職業によって多彩な戦術を選べてやり甲斐があった。あとメリーちゃん人形の会話に妙な含蓄があったので一家に一体欲しい……かもしれない。

【32】『アドリブ・ロール
自分で物語を創り上げる(ロールする)楽しさと、カードとHPが直結したシステムに新鮮さがあり、プレイヤー操作は覚えやすく簡単に周回ができる。周回が簡単でいて毎回自由な編成や違った物語を当てはめて遊べる良作。

【40】『可愛い子と夏祭りに行きてえよなあ!
どんな関係性だろうが本人たちが幸せならそれで良し!!という感じの潔さが好き。

【41】『ショートファンタジー マージョのマジかるパニカル
途中から火の玉多すぎぃ!(数敗)

【44】『WOLFALL
フリゲBGM(歌付き)を聴きながら、落ちて、落ちて、避けながら、打つ。不思議感覚の弾幕STG。F12キーでステージセレクト画面に即座に戻れるし、コンティニューしてもクリアできるので親切。

【45】『異界門事変
Ver1.02の大型アップデートで、自動探索の回数指定、装備画面の視認性向上、コンフィグ実装など遊びやすさが格段に向上。尖った長所があるというよりは、地道にコツコツ進める作業ゲーとして万人におすすめできるタイプの作品。

【46】『救済少年の終末
時間経過と予定表のシステムは新鮮でありながら分かりやすく、周回も簡単で、また1周が短いため空いた時間に遊びやすい。滅亡が定められた世界で住人たちが抱える闇と向き合い、少年が何を想い、どんな選択をするのかがプレイヤーに委ねられており、物語にも一見の価値がある。

【47】『未来よ心のままに
2人1組のノンフィールドRPG。戦闘前の事前情報を基に「素材値」を用いた基礎ステータス・アイテム・状態耐性のカスタマイズが楽しい。バトルはスロットのチャージで味方と相手の行動を誘導する必要があり頭を使うが、上手くハマった時の爽快感が格別。バトル中にチャージ時の技能をいつでも確認できるため落ち着いて考える事ができるし、アイテムも好きなタイミングで使えるため、良い意味でプレイヤー自由度が高いシステムに仕上がっている。物語も機械と人間の会話が小気味よく、近未来に起こり得る悲劇に心の力で立ち向かっていく様が描かれており、考えさせられる内容である。是非一読をおすすめしたい。

【50】『「財宝竜と四騎士」The sunset and breaking dawn King
歴史を押し出したテキストや年表の羅列、美麗なキャライラストや背景の迫力が重なり作品全体に勢いがある。バトルシステムには行動順CTBが搭載され、装着したスキルで駆け引きが可能と一見シンプルなようで工夫の余地がある。短期間で製作されたゲームとしてはなかなかのクオリティ。

【52】『一画面で成し遂げる地獄再興
左手だけで全てのキー操作が出来るのが面白い。鬼が勝手に働いてくれるので放置ゲーしながら他の事しても良いし、3分間体力無限からのキー連打ァァァ!!しても良い。1画面で状況が分かるのも良い。 ただ全てマウス操作に(例えば、矢印でメニュー開閉・左右ボタンかタブをUIに付加して項目移動・左クリックで決定に)した方が直感的に思えるのと、地獄石の文字色が統一感に欠ける(メニューの方は赤色なのに上画面の個数表記は橙で背景と同化気味)などの気になる点はあった。放置ゲーとしては許容範囲かなといったところ。

【54】『SICS(シックス)~特殊事件対策係~
斧や拳銃を使い分けるお手軽感覚のサバイバルアクション。回復アイテムが多いためある程度ゴリ押しが可能で、バックログ機能が謎解きを助けてくれるので遊びやすい。ハサミ女が目の前に出現する怖さも慣れると楽しい。

【55】『文無し行商人の遺跡探索
EASYでクリア。組合せのシナジーを考えながら技を覚えていくのが楽しい。前作の脳筋よりもイラストがパワーアップし、会話の軽妙なノリは相変わらずで、面白可笑しく繰り返しプレイが出来る。EASYクリアでもEDとおまけは解放されてそれだけでもクスリと笑えるのでおすすめ。

【58】『カエルはカエる
Z/X/Cキーと十字キーのシンプル操作なGB風アクション。PrintScreenでファミコンがバグったような間延びしたBGMに変わった時はしばらく笑いが止まらなかったし強いこだわりを感じた。ステージ5の強制スクロールでヒィーーーと言いながらクリア。こうして童心にカエりましたとさ。