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【育児日記】 「新しい経験」というのは、そこまで大袈裟なものでなくても良いのかもしれない、と娘の成長を見て思った【1歳6か月】

こんにちは。

私は妊娠後期に差し掛かり、あと1か月足らずで産休に入る予定です。しかし、ここに来て仕事が超多忙な日々を送っていて、なかなか更新が出来ませんでした。産休前にやたらと忙しくなるのは、あるあるなのかしら?

GWも、産休入り後の実家帰省に向けて準備をしたり、実家と家を行ったり来たりしたりで、なんだかんだで忙しく過ごしていました。

レジャーらしいレジャーはあまりしていないのですが、久しぶりに私の実家に帰省し、親せきを中心に色々な人に会いました。娘本人の出産時(つまり娘の新生児時代)を含め、2~3度は帰ってはいるのですが、少し前の記憶はもう薄れているだろう一歳半の娘には初対面同然。
また、我が家とは別の場所での寝泊まりということもあり、娘にとってはたくさんの刺激を受けたようです。その刺激のおかげか、なんだか数日のうちに大きく成長したな!と感じる娘。今日はそんな娘の成長についてをまとめてみます。

大きく感じた成長は以下の二つ。

1. 言葉の成長


私の実家の人たちは、子どもだからといって喋り方や内容を変えるタイプの人たちではありません。1歳半の娘に対しても大人と同じように接します。(褒め言葉は多めですが)そして、割とマシンガントーク(笑)

そのおかげか娘の言語能力が一気に開花し、数日の間でレベル的に二段階も三段階も成長したようです。もともと語彙力爆発期と重なっていたというのもあるのでしょうけれど。

今までは二語文は普通に使うけれど、レパートリーは限られていた感じでした。しかし、色々な単語を組み合わせた文を作れるようになり、名詞+名詞や名詞+形容詞だけでなく、動詞も結構しっかり使えるようになってきました。大人の発話の真似っこも再現率がかなり上がっていて、意思疎通が急にスムーズに進むようになりました。

そして不思議な成長としては、英語の少し長めの絵本にも興味を示して読んでというようになり、読み聞かせも最後まで聞いてくれるようになりました。

我が家には日本語と英語の絵本が半々くらいあります。英語の絵本はTaobaoで購入したLiao英語の絵本リストの最初の20冊ほどと、私が海外に住んでいた間に集めたものがあります。日本語の絵本は、これまた私が今までに集めた絵本たちに加えて、東京の赤ちゃんファーストでもらった本や新たに買い足した王道の絵本などがあります。

もともと絵本は割と好きでよく一人で読んだり自分で持ってきて読んでと伝えてくる娘。
しかし今までは、英語の本はあるものの中からごくごく一部のものだけ好んで持ってきていて、しかも最後のページまで大人しく聞いていてくれる事はあまりありませんでした。好きな本は日本語の絵本の方が割合的には多め。日本語のもののほうがわかりやすいからか、そっちは最後まで読ませてくれてました。

それが、なぜ英語にも興味をもちはじめたのでしょう?
実家で英語喋る人いないのに、不思議。これも日本語だけではなく言葉全般に対する興味関心が開いてきたということなのかしら?

ちなみに、発話の中で英語の言葉をコピーして真似する事も増えてきました。

最近注目(?)のおうち英語に関しては、そこまで本腰を入れているわけでもなく、割と適当な我が家。英語の語りかけも全く徹底しておらず、(私が英語をしゃべるので)たまに気が向いたときに英語でつらつら独り言を言ったり、英語の歌を時々BGMで流す程度。あとは、前述の通り英語の絵本。でもこれも「毎日〇〇冊読む!」などはなく、気が向いたときに読む程度。

また、娘に対して胎教らしい胎教はやってはいません。あるとすれば、仕事では結構頻繁に英語を使うので、娘の妊娠時に仕事のミーティングなどで使う英語を自然と聞いていたかな・・・程度。

最近は、第二子出産が近づいていることによりもうすぐ母親を独り占め出来なくなることを察してかいつも以上に甘えん坊な娘。娘の今いる環境でいうと、英語を話す=母の私なので、繋がりを求める的な意味で英語に興味を持ってくれているのかも…?と推測したりもしますが、実際のところはどうかわかりません。

ひとつ言えることとしては、本人が楽しんで英語も日本語も吸収しよう!というエネルギーが高い今のうちに、いろいろな言葉に触れさせてあげたいなということ。絵本や親の語り掛けももちろん大事だけど、普段から慣れた人とはまた違った人からの直接的な語り掛けも子どもにとっては相当な刺激になって学びにつながるんだなと感じました。


2. 社会性の成長


もう一つ、大きな成長を感じた点は、社会性の部分。今までは娘は人見知りも結構ありました。派手に泣いたり叫んだりはしないものの、あまり知らない人にはなかなか近づかないし話しかけない。観察はするけど触られるのを少し嫌がる…という傾向がありました。

あとは、大人の中でも若い女性は好きだけど男性の事は苦手で、少し年配の女性のことも少し警戒していました。(これはたぶん小さい子供あるある?)

しかし、GW中に普段とは違う大人達に囲まれて、しかもその中には90を超える老人もいて、それが刺激になった様子。見た目や雰囲気など、いろんな人がいるけれど、どの人も優しいし、危害を加えない・・・ということが分かったからか、大人たちにも大分慣れ、度胸もついた模様。

特に祖母(私の母)の事はすっかり気に入ったようです。祖母が用事で目の前からいなくなるとすぐに私の手を引っ張り、「ばーば」と言ってついていこうとするまでに。(今までは、知らない場所では特に、親以外の大人についていこうとすることは皆無だった)

また、今までは家以外では元気に叫んだり人に話しかけたりしなかったのに、終始ハイテンションで大きな声で挨拶をするようにもなりました。「え、社交的!?どうしたの?」と親が思うレベルで声色が違います(笑)

今回の私の実家滞在が引き金になって、割と頻繁に会っているのになかなか人見知り解除がされなかった父方の祖父母の事も大好きになったようです。GW中に義実家にも行ったのですが、その時は娘は自分一人で積極的に二人に話しかけにいって、私や夫がいなくても気にせずに一緒に遊べるようになりました。

前まで私の足にしがみついて、手を振るのも躊躇していたのが嘘のようなフレンドリーぶり。

今朝の保育園の登園では、再度人見知りと行き渋りが再発していたので、この社交性はまだ親戚限定のものかもしれないですが、それでも娘にとってはかなり大きな成長です。父親と母親と自分という一番小さな社会の単位から、もう一段階広がって、祖父母や曾祖父、叔父・叔母までを含めた少しだけ大きな社会になりました。

これから第二子の出産に伴って再び帰省をしたり、いつもとは違う場所での一時保育をスタートしたりする予定なので、これからは第三者を含めた社会を少しずつ知って慣れていくことになるのかもしれません。一応、0歳児の時から保育園には通っているんだけどね。1歳児クラスの新しい先生たちと新しいお友達、いよいよ始まった子ども同士の集団生活っぽい感じ(0歳児クラスは人数も少なく、大人も多かったので)には、まだまだ慣れないようです。

まとめ

GWの間は、大人が思うようなレジャーは本当に全くと言っていいほどしなかった我が家ですが、それでもこうして娘の成長を感じたことで、あらためて「新しい経験」というのは、我々大人と子どもでは全く違うものなのだなぁと感じました。

いつもの変わらない毎日と少しだけ違う、経験であってもそれが本人にとって新しい刺激となりうるものならそれは立派な「新しい経験」であるということ。そして、いつもの生活とはちょっと軸足をずらしたところで「生活」をしてみること。お久しぶりの人とちょっと密にコミュニケーションを取ってみること。一歳半の娘にとっては、それが成長のためにはちょうどいい塩梅だったようです。

これから第二子が生まれて親もてんてこ舞いになるだろうし、娘もいろいろな変化にどう反応するのかな・・・と不安もあったんですが、家族に新しいメンバーが加わるということが娘にとってもまた刺激になるんだろうなと気づけたのは良かったなと思います。

同じく一歳半前後のお子さんを育てているご家庭で、同じように「旅行も行けてないし、大した経験をさせてあげられてないな」という方もこれを読んで「あ、これで良いんだ」と思ってもらえれば幸いです。

おしまい。


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