韓国語の単語のスペルを簡単に覚える方法がある!?(後編)
アンニョンハセヨ~ こんなおです^^
前回の記事では、各母音の陽と陰を
覚える方法について書きました。
いよいよ後編では、
単語のスペル※を覚える時のコツ
について書きたいと思います!
※主に固有語(漢字語×)のスペル
そもそも、なぜスペルを迷うのか?
下記のリストを見てください。
ある理由があって、
あえて読み仮名をカタカナで書きます。
<陽母音と陰母音のリスト(派生含む)>
陽) 아ア, 야ヤ, 오オ, 요ヨ, 애エ, 와ワ
陰) 어オ, 여ヨ, 우ウ, 유ユ, 에エ, 워ウォ
上記以外の母音で、으ウもあります。
では、こちらの画像をご覧ください。
陽母音と陰母音の両方に同じ表記をする文字が
あることに気付かれましたか?
もちろん、上記画像にもあるように、
これらは発音する時の口の形が違います。
コピ 커피 コーヒー(発音:カの口でコ)
コピ 코피 鼻血 (発音:コの口でコ)
また、このようにスペルや発音を間違うだけで、コーヒーが鼻血になってしまうことだってあるんです。
たとえ、普段から発音をローマ字で表記していたとしても、頭の中で聞こえるのって曖昧でカタカナに近い音じゃないですか?
私は、これがスペルを迷う主な原因ではないかと
思っています。
じゃあ、どんなコツがあるのか?
大きく分けて4つありますので
読んでみてくださいね^^
1、陽母音と陰母音を意識する
下記の単語を見てください。
昨日 어제(オヂェ)※固有語
今日 오늘(オヌル)※固有語
明日 내일(ネイル)※漢字語(来日)
新しい物 새것(セゴッ)※固有語
古い物 헌것(ホンゴッ)※固有語
どうですか?
なんとなく、明るいイメージの単語には陽母音
その逆には陰母音が使われている事に気づきましたか?
他にも探せば、まだまだあるので意識してみてくださいね。
2、言葉の性別を意識する
また、韓国は儒教の影響が根強く残っており
男尊女卑の傾向が強かったと聞きます。
私は、それが固有語にも影響を与えたのでは?
と勝手に思っています。
もし、そうじゃなかったとしても
印象に残れば良いので、事の真偽は関係なく、
こじ付けで良いんです(笑)
お父さん 아버지(アボヂ)※固有語
お母さん 어머니(オモニ)※固有語
これらの頭文字を見てもそんな気がしませんか?
もちろん、例外もあります。
兄 형
姉 언니
実はこれは、兄が漢字語で、姉が固有語だからです。
なので、私のレッスンでは
『韓国語で漢字を読むときの傾向』
の説明とあわせてお伝えしています。
※こちらは前々回の記事で少しだけ書いています(^^)
そして、漢字語でも、この「こじ付け」が
通用するものもあります。
例えば、
男の子 남자(陽母音아)
女の子 여자(陰母音여)
を見てもらうと、男尊女卑が
表れている気がしませんか?
他にもあるので、単語(特に固有語)を覚える時に
意識してみてくださいね^^
3、外来語の表記についてマスターする
1の説明が長くなってしまったので、
短めに説明します。
韓国語には外来語表記法というものがあります。
検索するとたくさん出てきますが、
この表記法をマスターすると、
오と어、우と으、애と에を
迷いにくくなりますので
一度、調べてみてくださいね^^
4、普段、発音するときに文字を意識する
最後に、一番大事と言っても過言ではない方法です。
それは、普段から話すときに文字を頭で
思い浮かべながら発音をするように意識することです。
こちらをご覧ください。
어서 오세요(オソ オセヨ)
セは特に意識しなくても良いですが
오と요は、口を丸めて
어서は、ポカーンと空いた口で言うと
発音がしやすく区別が簡単です。
普段から、オーバーなくらいに
陽母音と陰母音を区別して発音しておくと
自分の発音を頭の中で思い出せば良いので
いざ、スペルをテストするぞって時に
迷いにくくなります!
長くなりましたが、
皆さんの韓国語学習のお役に立てば
嬉しいです。
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