スーパーシニア活力レシピ.05 仕事編⑤ 自己ケアの実践法
筆者のようなシニアワーカーが増える中、いつまでも元気で輝く「スーパーシニア」を目指す過程の知見を、ジャンル別にレシピ化した このシリーズ。
今回は仕事編⑤として、スーパーシニアを目指すには避けられない 自己ケアの実践レシピをお届けする。
早期に始めておけば、10年後には周囲から その元気の秘訣を聞かれるようになるだろう。
レシピ05. ふくらはぎケアと昼寝で 健康リスクを回避する
アスリートでもない限り、シニアに近づくにつれ 少しずつ身体の筋肉は減少していく。
特に ふくらはぎの筋肉量が減っていると、血液循環が悪化し エコノミークラス症候群などの 健康リスクが高まる。
事務作業が多くて、モニターの前にずっと座っていることは ないだろうか。
特に在宅勤務では、出勤時に比べて歩数は激減し、同僚からの直接の声かけが無いため、長時間座りっぱなしになりやすい。
こんな当たり前のことでも、ふくらはぎの血流は滞りやすくなるのだ。
この健康リスクを減らすには、ふくらはぎの血流促進が効果的だ。
自分が実践しているのは、4年前からの一般医療器具のカーフタイツ着用と、Apple Watchで定期的な起立を促すこと。
さらに起立時に時間が取れる時には、自重スクワットで ふくらはぎの衰えを防いでいる。
焦ってジムに通う必要はないが、長期的な視点で 自分の身体を労わる投資を考えてほしい。
もう一つ、仕事を続けていく上で重要なのが、15〜25分の昼寝による眼と脳の疲れ対策だ。
スマホにPCにと酷使している眼を休めると共に、睡眠不足による脳の疲労を回復する効果がある上に、寝過ぎにならないので直ぐに仕事に取り掛かれる。
自分の昼寝は、使い捨てタイプの眼を温めるアイマスクと 一定時間でチャイムが鳴るリラックス音楽を併用している。
リクライニングできるタイプの椅子で休めるなら、目に入る光をカットするため、ハンカチで覆うだけでも良い。
時間が取れない時は 5分でもいいから、まずは毎日の昼寝の習慣づけが大事だ。
ただし、30分以上寝ると 身体まで眠ってしまい、午後の仕事に差し支えることがあるため 注意して欲しい。
こういった小さな工夫を継続し、シニアや近い年代にありがちな健康リスクを低減しながら 充実したワークスタイルを実現しよう。
次回は、「脳活編① リアル謎解き 鉄道型」だ。
活力あるシニアであるための工夫を、脳の活性化視点でレシピ化する。
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