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makicoo's diary

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毎日の日記(2018.8.18-)
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#シンクロ読書

37/100 金子みすゞ著「わたしと小鳥とすずと」/俗物な自分との邂逅

ここ最近で嬉しかったことといえば、半ば諦めていたクリスマス限定の香水の予約ができたこと。…

makicoo
3年前
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36/100 マイケル・ドリス著「朝の少女」/理想と煩悩の狭間の夜

今冬になって、洋服をガンガン捨てている。気に入ったものだけを残す、と心に決めて、一度着て…

makicoo
3年前
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35/100 ガルシア•マルケス著「百年の孤独」/Aesop以前、Aesop以後

Gotoトラベルの恩恵で西新宿のパークハイアットに泊まった時、アメニティとして置かれていたの…

makicoo
3年前
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33/100 田丸久美子著「シモネッタのデカメロン」/感性の変遷と惰性、そして心の痛みに…

妊娠する前の私は不倫・三角関係なんていうねじれた性愛を取材しては文字にしていて、ライター…

makicoo
3年前
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32/100 村上春樹著「東京奇譚集」/とある日の偶然の一致について

ラ・ブランシュというフレンチのレストランに行った。この店を知ったのは、一時期定期的にごは…

makicoo
3年前
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31/100 リチャード・ブローティガン著「アメリカの鱒釣り」/赤いドレスの女は何を?

本を読んでいると、時々、思わぬところにたどり着く。 きっかけは江國香織の「泣く大人」とい…

makicoo
3年前
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29/100 エイミー・E・ハーマン著「観察力を磨く名画読解」/ 自分を変える、ひとつの方法

10代の頃からふいにとられる写真が苦手だった。原因は猫背とO脚。意識すればきちんと立てるのだけど、その集中力は「写真撮ります」と声がけされてしばらくの間しか無理。ふいにうつりこんでしまった写真をみると落ち込むから、いつからかカメラを避けるようになった。 ところが子を産んでから、写真にうつりこむ機会が増えた。彼が娘の動画や写真を撮るような時、子の近くにいることがどうしても多く、猫背&O脚気味でだらしなく立つ自分の姿を直視せざるをえなかった。 特にこの前旅行に行った時、「みてね」

28/100 江國香織著「泣く大人」/ 幸福な食べ物と、それで構成される骨

毎週金曜日は、会社のオンライン交流イベント。今週のお題はコロナ禍で身につけたスキル、で、…

makicoo
3年前
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27/100 清水義範著「映画でボクが勉強したこと」/「好き」を一覧にして眺めてみたら

ふと思い立って、クローゼット管理アプリを入れてみた。 前々から似たような服を買いがちで、…

makicoo
3年前
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9/100 佐久間裕美子著「ピンヒールははかない」/迷っているひまはないということ

24歳で結婚し36歳で離婚。その時に覚悟したのはひとりで生きていくことで、それまでもいつでも…

makicoo
4年前
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26/100 岡潔「春宵十話」/世界を変える方法、それは

概して今月はとてもうまくいっている。夏休みが5日あったのもあるけど、本を読んで映画を観て…

makicoo
3年前
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25/100 トルーマン・カポーティ著「草の竪琴」/そこを含めて私は私

人生でいちばん勇気を出したのは、前の夫との離婚を決めた時だ。子を産んだら家庭に軸足を置い…

makicoo
3年前
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24/100 ジェームズ・M・バリー著「ピーターパンとウェンディ」/時は止めることができ…

夏休みにやりたいことのひとつに「香水を買う」があった。 「イングリッシュペアー&フリージ…

makicoo
3年前
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22/100 スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣」/たかが手帳、されど手帳

先週は1日のどこかで毎日ヨガができた。読書も毎日できて、noteも書けた。仕事も普段と比べると着実に、タスクをこなせている感。 思っていたことがこなせると、それはそれは気分が良くて、気分がいいから次の日はもっと意欲的になれる。1日は24時間で何も変わっていない、それなのに、気の持ちようで全く違う。 キッカケは「7月」を振り返ったことだった。 7月の前半は色々意欲的にできていたのに、後半は全くそうじゃなかったことに気がつき何とかしたいと思った。それで手帳を買った。正確に言