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makicoo's diary

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毎日の日記(2018.8.18-)
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#読書

ヴェルコール『沈黙のたたかい』/戦争反対?本当に?

戦争反対、という言葉に違和感を感じるようになったのは、中学生の頃だ。小学校の時に「ヒロシ…

makicoo
2年前
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ミル「自由論」(1859)/SNSの使い方に関する19世紀からの提言

夜寝付けない時には難しそうな本を読む。今回読んだミル「自由論」もKindle Unlimitedで読める…

makicoo
2年前
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ダーウィン「種の起源」(1859)/誰もが貴重な存在であるその理由

1月に読んだ本の中でダントツで良かったのが、ダーウィンの「種の起源」。ダーウィンの進化論…

makicoo
2年前
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ドストエフスキー「貧しき人々」(1864)/不相応な恋心に寛容である生きやすさの話

とあるラグジュアリーブランドのファンで、長持ちする小物やバッグは、なるべくそのブランドで…

makicoo
2年前
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世阿弥「風姿花伝」(1400)「花鏡」(1428)/この先の人生、ただただ向上進歩するのみ

2022、仕事初め。12月23日からほぼ会社PC開かず、だったので、頭に入っていたはずの曜日毎のな…

makicoo
2年前
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ショーペンハウアー「読書について」(1819)/100年経っても読まれる本

2021年は180冊、本を読んだ。その中で読んでよかった本ベスト5を考えてみたところ、こんな感じ…

makicoo
2年前
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夏目漱石「門」(1910)/悟れないと知ることが悟ることの第一歩

今の会社に入って前職以上に感じるのが自分のいたらなさ。英語力はもちろん、ロジカルに持論を展開する能力だったり、ちょっと足りてない、役不足だと感じることがある。 思えば文章を書く行為についても、最近は「自分の文章のここがよくない」ということを最近は明確に自覚している。考えの掘り下げが甘かったり、語彙が不足していたり、「型」を未だに確立できていなかったり。そもそも文章を通じて何かを伝えたいなら、もっと伝え方を工夫しなくてはいけない。そんな思いを持ちながら本を読むと、読めば読むほど

2021/8/18 もし歴史が繰り返すのだとしたら

2001年、アメリカがアフガニスタンに侵攻した時に言われていたことのひとつに「アメリカが組ん…

makicoo
2年前
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2021/8/10 人間のしょうもなさはそれぞれの内に

最近読んだ20世紀最高の文学と言われている「ユリシーズ」にはしょうもない人間ばかり登場する…

makicoo
2年前
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2021/8/8 ひとつの香りには切なる祈り

台風によるなかなか圧の強い雨が降る中、美味しいハンバーガーが食べたい衝動を抑えられずバス…

makicoo
2年前
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2021/8/2 娘とは違う私、私とは違う娘

子どもを育てる中で時折ハッとするのは、自分の経験に基づく先入観。 人生を振り返って最もラ…

makicoo
2年前
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2021/7/30 海辺の大きな一軒家と都心の小さなマンションと

1泊2日で千葉の館山に行った。娘が海に行きたいと言っているから、が大義名分なものの、いちば…

makicoo
2年前
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2021/7/22 私が知っている「ホロコースト」のこと

1999年にフランスのボルドーの語学学校に1ヶ月通った。そこで仲良くなったドイツ人に「なぜ日…

makicoo
2年前
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2021/7/17 風化する本しない本

子の習い事で手こずった後、子連れランチするも、そこまでお薦めではないお店で気分はダウン~が、週末恒例になっているリンパマッサージで元気をやや取り戻す。 むくみやすい性質というのもあるけど、定期的にリンパを流しているおかげでふくらはぎの形が昔よりぐっとよくなった。なお「リンパを流す」というのは医学的には根拠がない行為、というのをガチ理系の彼には散々言われており、ただ、だとしたらリンパ節にそってオイルマッサージをしていると、ごりっとしている箇所が次第になくなる現象はいったい何なの