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100年以上読みつがれている本たち

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100年以上読み継がれている本の紹介です。
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#日記

夏目漱石「草枕」/絶望の中での生きる智慧

『少女ポリアンナ』という、世界名作劇場でアニメにもなったエレナ・ポーターによる児童小説が…

makicoo
1年前
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ドストエフスキー「貧しき人々」(1864)/不相応な恋心に寛容である生きやすさの話

とあるラグジュアリーブランドのファンで、長持ちする小物やバッグは、なるべくそのブランドで…

makicoo
2年前
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世阿弥「風姿花伝」(1400)「花鏡」(1428)/この先の人生、ただただ向上進歩するのみ

2022、仕事初め。12月23日からほぼ会社PC開かず、だったので、頭に入っていたはずの曜日毎のな…

makicoo
2年前
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ワシントン・アーヴィング「スケッチブック」(1820)/後悔しないためにできること

夫が3日間高熱を出した。 2晩目にいたっては熱が下がらないどころか41度を記録。ワクチン2回…

makicoo
2年前
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鴨長明「方丈記」(1212)/ 比較して得る幸せ

彼と私は違うところが多くあるのだけど、そのうちのひとつが「比較」の頻度だと思う。私は昔か…

makicoo
2年前
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ワシントン・アーヴィング「スケッチブック」(1820)/東京と地方の、そして19世紀の格…

この日は前から予約していた近くの民間学童の説明会へ。せっかちなのでいつか必要になるなら早…

makicoo
2年前
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ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟Ⅰ」(1880)/「今」の行き着く先にもっといい世界があればいい

今日は保育園が縁で知り合ったおうちの子を我が家にお呼びし、その後公園へ。相手の子もうちの子も本当に楽しそうで、こうやって家を行き来する友達ができてよかったなあと思った。 ランチ後に向かった先はつい先日も行った旧前田公爵邸がある駒場公園。ここは加賀百万石の大名で後に華族になった前田家の元敷地。東洋一と言われた旧邸宅は一般開放されていて、中の見学が無料でできる。 子どもからすると何とも走り回りがいのあるお屋敷。絢爛豪華な内装は親もみて楽しい。ただこんな豪邸が建てられている横で

17/100 夏目漱石「夢十夜」/甘美なる死

月曜は振替休日だった。何をしようか考えて、思いついたのが「ミッドサマー」という映画をみる…

makicoo
4年前
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