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100年以上読みつがれている本たち

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100年以上読み継がれている本の紹介です。
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#読書

ミル「自由論」(1859)/SNSの使い方に関する19世紀からの提言

夜寝付けない時には難しそうな本を読む。今回読んだミル「自由論」もKindle Unlimitedで読める…

makicoo
2年前
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ダーウィン「種の起源」(1859)/誰もが貴重な存在であるその理由

1月に読んだ本の中でダントツで良かったのが、ダーウィンの「種の起源」。ダーウィンの進化論…

makicoo
2年前
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ドストエフスキー「貧しき人々」(1864)/不相応な恋心に寛容である生きやすさの話

とあるラグジュアリーブランドのファンで、長持ちする小物やバッグは、なるべくそのブランドで…

makicoo
2年前
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世阿弥「風姿花伝」(1400)「花鏡」(1428)/この先の人生、ただただ向上進歩するのみ

2022、仕事初め。12月23日からほぼ会社PC開かず、だったので、頭に入っていたはずの曜日毎のな…

makicoo
2年前
8

ショーペンハウアー「読書について」(1819)/100年経っても読まれる本

2021年は180冊、本を読んだ。その中で読んでよかった本ベスト5を考えてみたところ、こんな感じ…

makicoo
2年前
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夏目漱石「門」(1910)/悟れないと知ることが悟ることの第一歩

今の会社に入って前職以上に感じるのが自分のいたらなさ。英語力はもちろん、ロジカルに持論を…

makicoo
2年前
9

17/100 夏目漱石「夢十夜」/甘美なる死

月曜は振替休日だった。何をしようか考えて、思いついたのが「ミッドサマー」という映画をみること。2020年に入ってから、私のまわりでは「パラサイト」と「ミッドサマー」の話題が持ちきり。話題についていくべく何とか「パラサイト」は劇場で鑑賞したものの、「ミッドサマー」はコロナの営業自粛もあって叶わなかった。だからネット配信されると知ってから、いつか観るのを楽しみにしていた。 ところが観始めると、思っていた内容と随分違う。冒頭から禍々しさにギョッとし、慌ててあらすじを調べると、登場