ペットボトルにシャンプー詰めてるおばあちゃんこそサステナブル
別府のジモセン(地元民の温泉)にて。斜め前で体を洗うおばあちゃんが、シャンプーとリンスを、ペットボトルに入れて持ってきてた。
お〜いお茶のペットボトルにシャンプーを、コカ・コーラの赤いペットボトルにリンスを。
それを見て、
「うわー!自分はいつからシャンプーはシャンプーボトルに、って思っていたんだろう…こぼさず持ち運べたら容器ってなんでもいいじゃん…!!!」
と思ったんです。
サステナブルって、環境にやさしいモノを新しく作ることもそうだけど、今あるモノをゴミにしない、工夫して使っていくことでもあるんじゃないか。
ダイソーで大体のものが揃ってしまうから、なんでも安く揃ってしまうから、今持っているもので代用できる可能性を無視していることっていっぱいあるはず。
来月引越しします。シェアハウス住まいだったから、自分の家具とか家電とかなんにも持ってない。ほぼゼロから色々集めることに。
大学生も多く住んでるこの町なら、新しいものを買わずとも、循環できるはず。
近所に、ハウルの掃除前の城みたいな、大量のモノたちをぐしゃぐしゃに積み上げてあるリサイクルショップを見つけた。おじいちゃんが1人でやってた。売る気ないだろ、というかこのモノの山からどうやって商品を取ればいいんだって感じの店。値札貼ってなかったら全部100円とのこと。ほぼ値札貼ってなかったからほぼ全部100円。
何か見つかる気がして、隅々物色…してたら、モノたちの山から、素敵っぽいテーブルの脚が飛び出てた。ので、おじいちゃんに頼んでみんなでガシャンガシャン山を崩しながらエッサホイサと豪快な運び出しに成功。素敵な椅子も3脚ゲットして、計400円のテーブルセットでござんす。
最近、買い物に行ってもあまり物欲というか購買欲が湧かない。自分でも作れるかも、あれで代用できるかも、とか、そもそも自分に必要では無いのでは?とか思うようになった。外食もあんまりしてないな。心も体も胃もたれ気味。
水は流れてないと腐るし、太陽が好きな植物は太陽に向かって葉を開くし、草はまじで動いてる。
あの日のおばあちゃんありがとう。
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