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意味がないというより、まだ意味がわからないということ

思えばどうしてこんな風に生きているのか分からない。運が良かった、タイミングが良かった、楽しいと思えることや人との出会いがあった、それは勿論そうだけど、双六ゲームのようにサイコロを振って出たコマまで進み、あるいは戻りをただただ繰り返しているように感じる。

私には常に目の前のことだけしかない。でも、それはそんなに重大なことでも切羽詰まったことでもなく、いつも短編読み切りのようにサクッと終わり、でも続けている限りもしかしたらまたどこかで、みたいな緩やかな拘束によって将来の材料をポツポツと収集している。それが何になるのか、ただのコレクションで終わる気もするけど、それはそれで良い。

パズルのピースを集めるように、まだなんの意味を持つか分からないことをどんどん経験していくしかない。意味のない写真を撮っているのにハマっているけど、まだなんの意味があるのかわからないということかもしれない。

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