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すぐに忘れそうで忘れない秋

部屋の密閉度が高いのか外の気温と部屋の気温の差が激しく、玄関を開けてすぐに閉じ上着をもう一枚追加で羽織って出発をやり直した。

徐々に陽が落ちるのが早くなり、あんなに緑がいっぱいあった木もいつの間にか寒々しくなり、10月なのに暑い暑いという騒ぎもつい先日のことなのに懐かしく感じる。この瞬間こそ秋であとはもう冬になってしまうんだろう。

緊急事態宣言が明けて二軒巡るという大冒険のちに1時間ほど散歩した。程よく涼しい秋の始まり、最終もとっくに終わった山手通り沿いバス停のベンチで取り留めのない話をしたのが10月のハイライトになりそう。すぐ忘れそうで忘れられない日って沢山ある。またそういう日が増えた。

ぼんやり昼ごろ起床、お風呂に入ってラーメンを食べてテクテク歩く。百均でバッチリな買い物が出来て世界征服したような気分になった。平日の公園と同時に平日の百均も心穏やかになる。

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オフの日は人間としてのスイッチもオフになる。布団の中で丸まってグーグー寝て気付いたら夜になっていた。夕方ごろ少し晴れていたのと、電話がかかってきたのは覚えてる。機嫌悪く電話対応したのだけが心残り。夕飯は鍋しか思いつかない。ボヤボヤ起き上がり貰ったロンT、着古したデニムにブルゾン、クタクタのニューバランスのスニーカーを履くと安心した。

明日こそ芝生にレジャーシートを敷いて寝っ転がる。

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