読みにきてくださってありがとうございます。

明日からGW後半です。

エプロンの縫い目がほころびました。

前身ごろのV字になっているところ、一番目につくところです。

他にも生地が痛んでいるところがあり、
そろそろさよならかなと思っているのですが、
いつまでも引き出しの中に入っています。

このエプロンは、30年近く前わたしのところにやってきました。

なんの飾りもなく、前身ごろと左右の身ごろ。
左右にポケットがついたかぶりタイプのエプロン。

伊勢丹新宿本店で買った物で、値段は6千円ぐらいだったと思います。

あの頃のエプロンの相場は覚えていませんが、少しお高めだったかも。

確か伊勢丹のオリジナルブランドだったと思います。

かなりの年月使っているエプロンを眺めながら、

「家にある物で、これより古い物ってなんだろう？」

考えてみました。

エプロンより長く使っている物。

マッシャー。

このマッシャー、結婚して2年目か3年目の頃、

当時盛岡にあった中三デパートで買った福袋に入っていました。

ということは、うちに来て32年になります。

リビング福袋に入っていたマッシャー。

しばらくは何のために使うのか皆目わからず、
テレビの料理番組か何かで使っているのをみて、

「うちにもあるじゃないか！」

それからポテトサラダやコロッケを作るときに活躍しています。

これより長く使っている物ってなんだろう⁇

それは。

旅行鞄です。

私が23歳の時、盛岡に旅行に行くために買いました。

まだ「先輩」と呼んでいた夫が、
盛岡を案内してくれるというので、二泊三日の旅のために調達しました。

38年前、新宿伊勢丹本店のかばん売り場で5千円で買いました。

結婚前は盛岡に行く時に。

結婚後は夫が、部活の試合や合宿の時。
修学旅行の引率の時。
夏休みの旅行の時。
大活躍です。

ロゴは薄くなっていますが、綻びもなく今でも使っています。

これまで何度か引っ越しをし、それ以外にも断捨離と称して物を減らしてきました。

それでも。
ここにある物たちはずっとわたしのそばにいてくれています。

これからもずっと大切にしていきます。

ほころびができてしまったエプロンは、
使わなくても引き出しに入れておこうと思います。