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自分自身以外のことで困っていること

GWを皆さんどのように過ごされたのでしょうか。
ニュースやSNSを見ると、海外・国内に旅行へ行かれた方も多い印象を受けますが、実際はそうでもなかったりするのかと思います。

私は実家で両親と過ごしました。
連休があると出かけて充実した時間を過ごしたい一方で、普段時間がないからと言い訳にしていることに向き合いたい、問題を減らしたいという気持ちがあります。
旅行は気晴らしになりますが、そういった問題から目を背けてまた先延ばしにしているような感覚を持ってしまい楽しみ切れないことがあるのです。

今年は外国人観光客も多く、旅行に行くこと自体が(あまりこのような言葉でまとめたくないですが)コストパフォーマンス・タイムパフォーマンスが悪いと思いました。
一方、休日当番がなく完全な連休になることも珍しいので、少しもったいなくはありましたが、両親が家の片付けをする調整役をして過ごすことにしました。
以前も同様のことはしているのですが、なかなか向き合ってくれません。
今のところ(何十年間も)目に見える改善はありません。

物が多い環境で生活してることは生活面だけでなく身体面・精神面にもデメリットが非常に多いと思います。
うちの場合の物が多い環境とは、何がどこにあるか把握できておらず、重要な書類は山積みになった中に紛れているというような状態です。
ゴミが放置されているわけではないのですが、いつか使うだろうと取ってあるもの、パンフレット、雑誌、以前に着ていた服、仕事の書類などがほとんどを占めます。

まるで肥満の状態のようであると伝えています(実際両親は肥満症でもあります)。
消費より取り込みが多いからです。
その物が多く管理できていない状態(=身体で例えると肥満)の中にあると、視覚情報も多く落ち着かない(=交感神経が優位になりきらない)のです。
片づけられない自分(=太っている自分)に対し自己評価も低くなっていきます。そうやって精神状態にも影響してくるのです。
老いていく自分への身体的不安感・貧困感、子育てを終えての喪失感・孤独感にも直面しているからなおさらでしょう。

作用する順番は人によってそれぞれであると思いますが、こういった悪循環は一般化できる気がしています。

老い、肥満、散らかった家に対する私の解釈

背景にはもしかしたら発達障害などがあるかもしれません。
このサイクルを断ち切るのにどのようなアプローチがいいのでしょうか。
老化には抗えないので、肥満治療?、片付けのプロ介入?、精神科受診?などでしょうか。
医療者であっても、相手が家族だから難しいです。

かくいう私もそういう環境で幼少期から生活してきたからか片付けが苦手ですが…
私もやりたいことがあるし、真面目に向き合いすぎて時間・精神ばかり消耗しているだけなので、またしばらく一線を引いておこうかと思います。

(写真)以前家族旅行で行った千葉の海岸の一枚です。砂岩でしょうか、角はあるものの時間がたって削られ滑らかになっています。

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