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#67 こどもといられる時間は今しかない、なんて自分を追い込まなくていい


育休のいまのうちに、とか

こどもが大きくなったらもうこんな時間取れないんだから、今しかないんだから 

とか、思ったことはありませんか?

わたしは、よく思っていました。

でも、気づいたんです。その枕詞はいつのまにか親の自分を追いこんでしまうだけだって。そんな私なりにこれからどうするかを考えてみたのでnoteにします。


子育てしてると、休日の過ごし方にモヤモヤするときがあります。

上の子は4歳です。「小学生になったらこんな母親にべったりしなくなるんだろうな」と実感している、にもかかわらず。

なーんか、【消化試合みたいな休日】を過ごしてしまう時があるのです。

例えば、息子の要求(ひたすらショッピングモールでバスボールを見て回る)にうんざりした態度をとりながら、1-2時間を溶かしたり。

息子と出かける、出かけない論争をしてるうちに午後になって、ようやく出かけられたと思ったら、車で爆睡→もはや何もせずに終わったり。

そうこうしてるうちにすり減る自分の心。

今日は何をしてたんだ?自分の時間がほしい…

そう思うとともに「でも家族とずっと一緒にいてくれるのも、今しかないんだから」とささやく心の中の自分がいて。板挟みになっていました。


他にもあります。

ついこないだ、下の子をみてもらって、珍しく上の子とデートできる時間ができたので、映画を見にモールに行きました。

映画まではよかったのですが、その後おもちゃ屋さんに滞在するうちに、「あーしんどい」と思う自分がでてきました。

休みたい自分。早く行こうよ!という息子。ちょっと休ませてよ!なんてムキになっていってしまう始末。

同時に、「せっかくの2人時間なのに、笑顔で過ごしたかったはずなのに、わたしはなんて母親なんだ」と思ってしまって。

なかなかこどもにあわせられない気持ちと、そんな自分をダメ親認定してしまう気持ちで、揺れた1日でした。

ただ、夜、こどもたちを寝かしつけて、お風呂に入ってみて。

「なんか、今しかない、って自分を追い込みすぎてない?」と気づいたんです。

働きはじめたらもっとこどもとの時間がとれないかもしれない。ましてや、どちらか片方の子とデートなんて、なかなかできないから今しかない。だから、笑顔いっぱいで過ごすべきだ。

バスボールをひたすら見て回るのなんて、お母さん見て!ってしつこいくらい言ってもらえるのなんて、今だけかもしれない。だから、もっと寛容であるべきだ。



でも、今のわたしは、正直見てみてー!っていわれたらしんどいときもあるのです。こどもとの時間もそりゃ今しかないかもだけど、やっぱり1人の時間もほしい。またバスボールなんかい!って思う時もある。

そんな時だって、あっていい。
周りからの声や、自分の理想の母親像、いつかの未来時間と比べてあれこれ考えなくていい。


大切なのは、いま、自分がどう感じているか。

なにも永遠に、休みたい、こどもから離れたいって思ってる訳じゃないんだから。子育てを休みたい、わが子から離れて自分時間がほしい、と思うこと自体に罪悪感をもたなくていい。  

気持ちにフタをしなくていい。

むしろ潔く「こんな気持ちになることがあって当然、人間だもの。」と思うほうがいい。

しっかり時間に区切りをつけられます。

じゃどうする?

とりあえず今は、子育てしんどいな、と思うこと、また、しかめっ面などネガティブな気持ちをこどもに向かって表現してしまった自分を責めずに

んー、息子はこんなんだけど、自分は正直しんどいって感じてるな。まぁ、そりゃそうだよねと、まずは自分の気持ちをそのまま認めることからはじめています。

自分のありのままの気持ちは認める。

そのうえで、じゃ、どうしよっか?と考える。

結果、こどものことを尊重しきれないときがあってもいいかなって。そう思うんです。

その代わり、今回は「親側の気持ちを尊重させてもらった」と自分なりに印をつけることは意識します。次には、子ども側を尊重する番を用意するためです。

これまでは

①罪悪感を感じながらも、ギリギリまではこどもを尊重

②でも結局、耐えきれず親の都合に合わせてもらう

ということが多かったんですよね。

これって、結局こども側は尊重されてる、って感じないんです。無念。

そもそもギリギリまで「付き合ってる」感覚があるときって、少なからず親側の態度にでてるものだと思うんですよ。笑

しんどいな、とか、おもしろくないなって。
こどもって、本当わかってますよね。

だから、早めに親側の都合に合わせてもらう日をつくる。かわりに、しっかり子ども側の都合を尊重する機会をつくる。

こんな感じでいけたらいいかな、って思っています。

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