イノベーションで勉強時間を減らそう(他力本願) 断捨離note8

範囲効果呪文が続きます。今日はベギラマというほどではなく、バギって感じです。今「バぎ」って変換されました。日本のパソコンならバギぐらい一発変換してほしい。

※初めましての方へ
このシリーズは、僕がもう読まなさそうだけど何となく捨てられない本を、15分で振り返りつつ捨てていく断捨離noteという企画です。いつか部屋をきれいにするのが目標です。

<ルールその1>
断捨離が終わるまで、毎日書きます。
(まとまった長文がある場合、そちらを優先することはあります)

<ルールその2>
もし書かない日があった場合、ご指摘いただいた先着1名の方に何かおごります。日付の区切りはAM3時までとします。(関係性が非常に悪い方についてはお断りする場合があります。全く初めましての方はむしろウェルカムです)

<ルールその3>
読書時間15分、執筆時間15分ほどを目安とします。
なのでクオリティはあまり期待しないで下さい。質より納期

<ルールその4>
一通り断捨離が終わったらこのキャンペーンは終了になります。

画像1

本棚の奥から出てきたのは、語学の入門書群です。ちなみに今「ほんだなの」って打ったら「本田なの」って出ました。日本のパソコンって感じですね。


なぜこのような本がうちにあるのかについて、僕の生き様をあらためてご紹介させていただきます。

僕はサッカーと旅を生きがいにしているタイプの人です。2007年頃から年2回を自分へのノルマとして海外にサッカーを見に行っていました。特にワールドカップがある年は開催国に行くので、ポルトガル語(2014年ブラジルW杯)やロシア語(2018年ロシアW杯)の本があるのはそのためです。


海外旅行に行くからって、わざわざその国の言葉を勉強するんでしょうか?
これにはきっかけがありました。

2008年6月に、タイで日本代表のW杯予選の試合がありました。海外にサッカーを見に行くのはこれが2度目でしたが、タイ語が全く分からなくてかなり不便でした。

https://www.youtube.com/watch?v=vOvj3i_cSsE

電車に乗っても、看板の文字が読めないためどこで降りたらいいのかわかりません。タクシーに乗っても、善良なタクシーはタイ語しかわからないので、正規料金ですがわけのわからない場所に連れていかれます。

ぼったくりタクシーは英語が通じるので、多少高くても確実に目的地についてくれるのは強みでした。なので旅の後半はぼったくりタクシー(料金は交渉して)ばかり選んで乗ってました。

そして、その次の海外の予定は2008年8月、北京オリンピックでした。10日ほど中国で過ごしますが、中国も英語は通じないともっぱらの評判でした。いや僕も英語も大して話せないんですが。

タイでの経験があったので、北京五輪までの2か月、毎週3時間ほど中国語の勉強をしました。合計で30時間弱ですかね。そのぐらいでも、「知識がゼロではない」というのは何かしらアドバンテージになるものです。旅の途中で局面を大きく変えるパスを何本か通した自負があります。切符を買う時に窓口の人とやり取りするぐらいは出来るようになっていました。


問題は、他の3冊です。

2014年ブラジル、2018年はロシアに行きました。2016年は日本は出ていませんがヨーロッパ選手権を見に、フランスに行きました。そういえば今年はその4年後で、2020年のEURO(サッカーのヨーロッパ選手権のことをこう呼びます)がある予定でしたね。

2008年、30歳の僕は、毎週3時間の勉強を2か月続けて、中国語をゼロではないレベルで習得しました。それから10年前後、フランス語とポルトガル語はどのぐらい勉強したでしょう?正直、本を買って持って行っただけで、行きの機内で多少めくっただけでした。何も覚えていません。

ロシア語は有志による勉強会に混ぜてもらって、大会前に4時間ほどロシア語講座を受けました。文字がちょっと読めるようになった(pがロシア語だと「アール」だとか)ので、多少役には立ちましたが、切符を買う時に窓口の人とやり取りは出来なかったでしょう(電車乗らなかったけど)。


この10年で、僕の若さや知性は相当失われたということがよくわかります。もう海外旅行に行くからって、2か月語学の予習なんかできない身体になっちゃったのね。自由な時間は増えたはずなのですが、自由になったからといって、人はより生産的なことをするかというとそうでもない、ということです。

逆に、この10年で世の中は一層進んでいます。語学についてだと、自分が喋れなくても自動翻訳の性能が向上しています。この流れは一層加速していくでしょうから、語学の本は大半がいらなくなるかもしれません。「いつか暇になったら、ポルトガル語とか復習するかも」と思ってとっておきましたが、一気に断捨離することにします。バギマ!

とはいえバギマが自動翻訳される時代は来るのでしょうか?




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?