【日本一の旅館 加賀屋】大切な人が大切にされてるのを見ると、人は幸福を感じる
どこかの研究で、「親子(家族)の絆を深める時間の使い方」に関しての論文がありました。
それによると
「日常を共有する時間を増やしても、関係性は良くならない」
「非日常を共有する時間を増やすと、関係性が良くなる」
ということらしいです。
確かに、一定の年齢を超えた親子が一緒に生活をして、日常のダラダラとした姿を見るような時間がいくら多くても、関係が深まるとは思えません。
それなら、普段は別々の場所で生活しているけど、年に1〜2回、親子で旅行などの非日常を共に経験した方が、いい関係性になりそうです。
この理論になんとなく同意できる人も多いでしょう。
そんなわけで、今年の夏は両親と兄弟夫婦と甥っ子という三世代旅行をしてみることにしました。
プレミアムクラスを選ぶと全員ANAラウンジ使えます
今回は半年以上前から旅程を立てていたので、普通席とプレミアムクラスの差額があまりない状態でした。
そこで、家族全員分プレミアムクラスにしました。
プレミアムクラスになると、ANAラウンジが使えます。
このANAラウンジは、プレミアムクラス利用者かANAのプラチナ会員以上の上級会員じゃないと利用できません。
なので普段はグループで使う人はかなり少ない印象。
ラウンジのANAスタッフも
「みなさま上級会員ですか??」
と質問してきたぐらいなので、なかなか珍しいようです。
8席しかないフライトで家族6名がプレミアムクラスなので、貸切に近い状態。
国内線のプレミアムクラスでは、機内飲み物でアルコールの提供があるので、酒好きな父はワインと日本酒をたった1時間そこらのフライト時間で存分に楽しんでおりました。
プレミアムクラスは、出発地や普通席との差額次第ではおすすめ
国内空港によっては、ANAのラウンジがあるところ、ないところがあります。
ラウンジがある空港から出発する場合は、搭乗時刻まで好きなだけラウンジを満喫できるので、それだけでもお得。
出発空港にラウンジがないからといって安くなるわけじゃないので、出発地にラウンジがあるかは重要。
さらにプレミアムクラスでは優先搭乗や預け入れ手荷物の優先受け取りなどがありますし、ちょっとした機内食もあります。
旅の満足度を上げるなら、プレミアムクラスの値段をチェックしてみて、そんなに気にならない程度の差額なら選んでみるのもおすすめです。
金沢来たら、北陸最強居酒屋 "こいで" に
両親が結婚40周年ということで、新婚旅行で来たという金沢へ旅行することにしました。
夜の食事は、北陸最強と言われる居酒屋「こいで」に。
コロナ前に一度来たことがあったのですが、信じられないぐらい美味しいものだらけ。
内装はどこにでもある気軽な居酒屋のようですが、味と価格は一流店。
僕が予約した時はコースのみで一人3万円でした。たしか。
置いてあるお酒もいいものばかり。
なのに、お酒持ち込み自由だし、ソフトドリンクは烏龍茶しかないから、店の目の前の自動販売機で買って飲んでねという、なんとも自由なスタイル。
ゆるゆるな感じなのに、味は本当に美味しい。
秋は蟹が美味しいので、秋に行くのもおすすめ。
高いけど、価格以上の価値があると思います。
36年連続日本一の旅館「加賀屋」
母の希望で、金沢からさらに車を走らせて、和倉温泉にある加賀屋へ。
ここは36年日本一という称号を得ている、日本一の旅館。
実際滞在してみて、高齢の方であればあるほど喜ぶ感じだなと思いました。
とにかく、仲居さんの気遣いがハンパじゃない。
これぞまさに「O・MO・TE・NA・SHI」という感じ。
基本的に担当の仲居さんが、チェックインからチェックアウトまで、部屋の案内から料理の提供まで全て同じ人がやってくれます。
どの部分が「日本一」なんだろうかと楽しみにしてましたが、圧倒的に接客の部分がずば抜けてると感じました。
料理ももちろん美味しいですし、温泉も広々、部屋もきちんと手入れがされていて綺麗、だけど何より接客がすごいなと。
かしこまりすぎず、慣れ慣れしすぎす、付かず離れずの、微妙な距離感がとてもお上手。
空気感を読み、察して、「言われる前からやっている」という高度な芸当は、他の民族ではできない日本的なサービスでスゴいなと思いました。
若いカップルが宿泊するというよりは、ある程度の年齢の人が落ち着いて家族と過ごすというのが向いている感じがしました。
実際、他の宿泊客も8割9割ぐらいか家族連れという感じ。
小さな子供がいても、子供を楽しませるイベントごとや、それなりの年齢の大人でもゆったり楽しめるBarや設備など、家族向けなんだろうなと思います。
大切な人を大切にしてくれるサービスにお金を払う
これまで僕はファーストクラスに乗ったり、いいホテルに泊まったりという経験をかなりしてきましたが、そんなスペシャルな体験でどんな時に嬉しいかというと、大切な人を大切にもてなされているのを見た時なんです。
もちろん、自分自身がいい旅行でいい体験をするのも当然嬉しいのですが、それ以上に自分の大切な人が、すごく丁寧にサービスをされて、大切にされているんだな、というのが見れた時に嬉しさを感じます。
そういった意味で、しっかりとしたサービスをしてくれるANAでちょっといい席を選んだり、いい旅館に宿泊するというのは、とても意義があります。
「飛行機なんて、どのクラスに乗っても着く時間は同じじゃん」
「ホテルなんて、目を閉じれば真っ暗なんだからどれも一緒」
ではないんですよね。
自分の両親が、丁寧な接客やサービスを受けて
「おぉ〜すごいねぇ〜〜」と喜んでいる姿は、何年経っても両親の記憶にも、僕の記憶にも残ります。
なので、多少のお金をかけてでも、大切な人との旅行をスペシャルなものにするのは、非常に価値があります。
今後も可能な限り、両親と旅行をしようと思いました。
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