ほとけさまのおしえ「雨水」
今朝は「大粒の雨音」で目を覚ましました。
ゴールデンウィーク明けの平日の朝からこの雨降りだと、「現実以上の現実」に引き寄せられてしまいますよね~。
そしてこれから夏まで続くであろう「仕事や勉学」を、憂いてみえる方も多いと思います。
「五月病」とは申しますが、これから暑さと仕事量も増していく中で、「大変な思い」をされる方も多いと思います。
心がそのような有り様の時には、雨も「鬱陶しいもの」と思うのではないでしょうか?
朝の忙しい時に「合羽や雨靴や傘」を用意しなければいけないのは大変です。
でも一方で雨はすべての生き物を「育み」、乾きを「癒やす」ものでもあります。
私たちが口にするご飯や野菜は間違いなく雨が降り注いでくれる「お陰」と言ってもいいでしょう。
その昔、お釈迦様が生まれたときも雨が降っておりました。
生まれてすぐに「七歩」歩かれて天と地を指差し、「天上天下唯我独尊」とつぶやかれたそうです。
その時、空から「甘露の雨」が降ってきて、お生まれになったことをお祝いされたと言われております。
そしてそれは「今朝の私たち」にも言えることですよね?
天がお祝いの雨を降らせていると観ずれば、足取りも軽く玄関から「新たな一歩」を踏み出せるのではないでしょうか。
☆今日の一句☆
雨水来て
新たな一歩を
お祝いし
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?