2020年の日本株、どうなる!?経験則より。

2020年が始まりましたね。
昨日(1/6月)から仕事始めの方も
多いのではないでしょうか。

(私は日曜日が仕事始めでした。
 土日祝日も営業している銀行なのです。)

そんな中、始まりました!
マーケットも昨日から!
昨日の日経平均は一時500円安となり、
と思えば今日は反発して370円高くなり…
忙しいマーケットとなりそうです。

2020年のマーケットがどうなるか、
気になる方も多いはず。
アメリカとイランの関係は?大統領選挙の影響は?
と書きたいことがたくさんあるのですが、
まずは年始っぽい話題でも。

今日の記事も分かりやすく書いたので、
是非かるーい気持ちで読んでみてください。
足を崩して、のんびりと。

◆今年の干支は?

ところでみなさん、
今年が何年がご存知ですか?
そう、めずみどし。
十二支の中での一番目。
子丑寅…で始まる干支の「子(ねずみ)」です。

画像1


でね、相場の経験則では「ねずみ年は繁栄の年」と言われています。

1950年以降の日経平均株価の騰落率(上がったのか下がったのか)を見てみると、子(ねずみ)の年って、年間24%上がっているんです。
これって、十二支の中では第2位

ちなみに第1位は、辰(たつ)です。
なんと28%

◆過去60年の騰落率は?

じゃぁ、実際のところ子(ね)の年はどうだったのか。
過去60年のねずみの年の騰落率を見ていきましょう。


●1960年:+55.1% 岩戸景気、絶賛進行中
新日米安全保障条約締結、
池田勇人首相が所得倍増計画発表

●1972年:+91.9% 繁栄の日々
田中角栄首相が日中国交正常化
年間91%ってすごいですね!ほとんど倍になっています!

●1984年:+16.7% バブルが始まる2年前
日本たばこ産業、NTTの民営化関連法成立

●1996年:-2.6% 失われた20年の序盤戦
住宅金融専門会社7社の破綻処理を巡り、住宅金融債権管理機構発足。

●2008年:-42.1% リーマンショック!
9月にリーマン・ブラザーズ経営破綻、世界金融危機発生。
世に言うリーマンショック。
ほぼ半分に。


ということで、3勝2敗です。


ちなみに、相場の格言の全貌(!?)は、

辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、
未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、
戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、
子(ね)は繁栄、丑(うし)はつまずき、
寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる。
』です。

辰年と巳年は高値を付ける年、
午年は下落する年、
ひつじ年は我慢の年、
さる年と酉年は株価の上下が激しく値動きの荒い年、
戌年は、相場が活気づき、笑いが止まらない年、
亥年は、前年のいい流れをさらにいい流れにする年…
というような意味です。


これらは「アノマリー」です。
アノマリーとは、よく当たる相場での経験則のこと。
理論的根拠があるわけではないのですが、
相場格言
として伝えられているものです。

なので、かるーい気持ちで「こういう経験則もあるんだなぁ。」と
ふとした時に思い出してみてください。

「ねずみ年は繁栄の年」となりますように。

今日は、日経ヴェリタス18面(2020年1月5日)を参考に記事を書きました。


次回は、アノマリーついでに過去のアメリカ株の値動きの話をしようと思っていたのですが、
リクエストの多かった、今話題の中東情勢について説明しようと思います!(たぶん)

記事を読んでいいなって思った人は、是非スキをお願いします!
次回の記事を書く励みになります。


次の記事はこちら(ちゃんと中東問題について書いたよ!)。


前の記事はこちら。


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