わたしがこうなのも、あなたがそうなのも、理由があって
いろいろ考えるより、とにかく行動する方がいいらしい。
たくさん失敗する方が、学びもたくさんあるから、失敗を恥じる必要はないらしい。
でも、無理なのだ。
いろいろなリスクが目について、一歩を踏み出すのには人一倍の勇気がいるし、失敗してる姿は見られたくない。
失敗してあの人にがっかりされたかな、って心配したくないし、自分に期待して傷つくのも嫌だ。
失敗して学ぶよりも、何もネガティブなことが起こらない現状維持の方がわたしにとっては大切。
わたしの失敗なんて誰も気にしていないことは、重々わかっているのだけど。
世の中で効果があるとされていることは大体明確で、いつも同じことが言われていて。
それができない自分に毎日うんざりしてしまう。
次第に行動できない自分を責めるのにも疲れてくる。
どうしてわたしはこうなのか、一生こうなのか、と。
でも、これは仕方のないことらしい。
こういうわたしになったのには、それ相応の理由があるようだ。
そういう生き方を選択せざるを得なかったのかもしれない、らしい。
別に大きなトラウマがなくても、端から見たら恵まれた人生だったとしても、生まれ持った特性と、環境や出来事が、なんかちょっとうまく噛み合わないときがあって、なんかちょっと傷ついちゃったりして、ずっと尾をひくことが、誰にもきっとある。
わたしにとっては、「とにかく行動する」だけど、誰かにとっては「決断すること」かもしれないし、誰かにとっては「自分の意見を言うこと」かもしれない。
「これがわたしか」と受け入れてから、見える世界があるみたい。
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