2024/5/6 J3 ツエーゲン金沢 第13節 ガイナーレ鳥取戦(ホーム)

前節から中2日のツエーゲン金沢、今節はガイナーレ鳥取とのホームゲームです。

フォーメーション

ツエーゲン金沢

3-4-2-1
GK上田。DFは左から井上、畑尾、庄司。MFはボランチが大山、西谷、ウイングバックが左が石原、右が小島、シャドーが大谷、梶浦。FWがマリソン。

ガイナーレ鳥取

4-1-2-3
GK櫻庭。DFは左から温井、二階堂、大城、井川。MFはボランチが世瀬、インサイドハーフが普光院、長谷川。FWが松木、田中翔、東出。

概要

前半3分に金沢はコーナーキックのこぼれ球を庄司が押し込み先制。その後すぐの5分に井上のミドルが決まり早々に2点決めます。しかし21分に金沢のクリアミスを鳥取の松木が決め1点返されます。ですが金沢は29分に梶浦のゴールで再度突き放し。ですがですが鳥取が前半アディショナルタイムに田中が決め、3-2で折り返します。

後半早々の52分、鳥取の田中に3点目を許し金沢は追いつかれます。そこから一進一退の攻防となりましたが試合終了、3-3のドローとなりました。金沢は8戦無敗です。

考察

右サイドのピン留め

3得点目は梶浦が小島と絡んでのビューティフルゴール、ですが徐々に右サイドは押し込まれる展開になりました。小島が対峙した鳥取の左ウイングの選手(前半は松木、後半は小澤)のスピードを警戒してか、少し高い位置を取りづらくなってました。その対応で消耗も大きかったようですね。

金沢の今季のストロングの1つが左右ウイングバックです。なので、そこを使えないのは痛かったですね。

鳥取のビルドアップ

序盤、金沢のプレスが上手くいっていましたが、徐々に鳥取がビルドアップをできるようになっていました。

世瀬と長谷川が上手くボールを受け配球していたので、CBから2人へのパスを抑えないといけなかったのですが、あまりパスコースを切れていませんでした。普光院と東出もよく絡んできていたので限定が難しかったかもしれませんね。

守備の要西谷

そんな感じで前線のプレスが上手くいってない場面も多かったのですが、西谷がボールホルダーにかなり強く行きボールを刈り取っていました。今日の引き分けは彼なしではあり得ませんでした。

GW3連戦、西谷は全てフル出場でしたが最後までバテる事なく走り切りました。スタミナはどうなってんでしょうか。本当に頼りになります。怪我だけが心配です。

連携ミス

連戦による疲れからか連携ミスによる失点がかさみました。1失点目と3失点目はミスだろうなと思います。畑尾は出ずっぱりでしたし庄司も井上も疲弊していたので仕方ないっちゃ仕方ないんですけど、それなら疲労を緩和できるように出場選手をマネジメントできなかったかなとも思いました。

中2日のスケジュールを組んだJリーグにも問題あると思いますね。まあ今節はJ1〜J3で上位陣の負けが多かったので展開は面白くなったかなと。

MVP

西谷です。
3失点で済んだのは彼のおかげです。広い守備範囲と対人能力の高さ、これは前にも言ってます。あとはトランジッションがめちゃくちゃ早いんですよね。それも前後半いつでも同じクオリティ。前所属も高い守備強度からのカウンターが多いチームでしたし納得です。

そういや弟さんは何処のチームに行くんでしょうか。先日金沢観光に来てましたけど。

その他

圧倒的声援

この日の観客数は8,142人と今シーズン最多でした。ゴール裏もかなりキツキツに人が入ってました。こんなに真っ赤なゴール裏を見るのは何シーズンぶりだろう。

応援の圧も強く、チャントや拍手などの音は凄かったです。あれは選手の後押しになっているに違いないですね。

あと初めて観戦に来た方も多かったように思いました。この圧倒的声援にまた観に来たいと思ってくれると良いなぁ。

次節

次の試合は少し空いて5/18に長野パルセイロとのアウェイゲームです。直近は8戦負けなしのツエーゲン金沢、次は勝利で飾りたいものです。

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