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「超逆歳の差カップルのリセットライフ」リアルストーリー~回想13~🧡北海道での再会1~


~回想13 北海道での再会1~

2024年を迎え
ケンと出逢い同棲してから

3年近くなりますが
時が過ぎるのが早すぎて驚いてしまいます。

2022年1月にケンが沖縄に遊びに来てくれてから
3か月後のある日・・

宅急便から書類が届きました。

消印は北海道で差出人は?ケンでした。

何かな?と開封すると
沖縄と北海道間の航空券が入ってました。

手紙には
”前から帯広に遊びに行きたいって言っていただろう。

美味しいものが沢山あるから
楽しみにしていてくれよ。”

そして、3が月ぶりに
北海道に戻れケンに再会もでき幸せでした。

回想すると懐かしかったですが?

まだ・・・この頃は
その1年後に決別?するかもしれないほどの

大問題が待ち構えているとは
想像もしていませんでした😅

そう思うと・・
来年の今頃はいったいどうなっているんだろう?と不安になります。

しかし…

誰もが人生の未来を100%は予期できない

生きている限り
嵐の前の静けさを経験し

生きている限り
大嵐に巻き込まれることもあり

生きている限り
静けさが戻るまで
(時が解決してくれるまで)

自分と向き合い、
前進できる時期を待つしかない

それは、私だけではないと
自分に言い聞かせ
ポジティブに生きてます♬


いけだワイン城

~2022年4月~

半年ぶりに北海道に到着

その日は暖冬だったせいか、雪もほとんどなかった。

雲一つない快晴
すみきった空気が
引っ越し後の
緊張感をほぐしてくれた。

私の第二の故郷・・・
親友や昔の同僚達もいる
そして、今はケンもいてくれる

私は、高鳴る気持ちを抑えながら到着ロビーのドアを出ると

3カ月ぶりのケンの笑顔が
私の心を癒してくれた

「ミライ!お帰り」

「ただいま! 暖かいね」


子供の頃に、大好きな母が迎えに来てくれた時と
同じような安心感に包まれた。

私にとってケンは
そのぐらい大切な存在になっていた。

近距離で向かい合う二人
お互いの気持ちを確かめ合うように見つめ合い

今を精一杯、好きな人と生きている・・
そう実感しあった。


「思いっきり、遊んで食べまくろうな~」

「楽しみ!!」 


ー 帯広旅行 ー


千歳空港から帯広までのドライブ中

去年の楽しかった北海道生活の
想い出が昨日の事のようによみがえり

どめどもない話で笑ったり、
驚いたりと子供のように無邪気に会話を楽しんだ。

ふと、ケンの横顔を見ながら
再び二人で同じ時間を過ごせるなんて

”これって本当?”と何度も自問自答した。

そして帯広に到着し
ワインセラーに行き
市内観光をしたころには

やっと・・”やっぱり夢ではない” 現実と感じれた。


2泊3日の短い旅行だったが、二人の未来にとって、
とても意味深い時間になった。


そして旅行最終日の夜

北海道の彩食を楽しみながら
今回の旅行を振り返り会話がはずんでいたが

話が途切れた数十秒・・・
急にケンの面持ちが笑顔から神妙な表情に変わった。

「どうしたの?疲れちゃった?」

私が冗談交じりで顔をのぞき込むと

すっかり真剣な顔に変わったケンが慎重に話し出した

「実は会社の雇用契約が7月に終わるんだ。
元のキャリアに戻るために転職しようと考えている。」

「そうなの?」

「2年も仕事から離れてみて、どんどん情報もアップデートしているし
復帰するなら、やはり早い方がいいと思うん」

「その気持ちはわかる。就活を始めるのかな?」

「・・・・・・」

ケンは何か考えているようで
一瞬、沈黙があった。
そして数秒後、口火を切った

「俺、ミライといると自分らしくいられるんだよ。
一緒に人生を歩んでいきたいと思う。

だから、、、、、沖縄へ引っ越しも考えている」

「えっ?本当に?」

とても驚いた・・ 

そして多くの懸念が頭の中をグルグル回り何も即答出来なかった。

29歳の年の差の彼との同棲なんて・・・

娘になんて言ったらいいのか?

ケンの家族にはなんていうのか?


これが私が願っていた
日本でのセカンドライフスタート?

一般論?から言わせれば・・

すぐに捨てられる?

お金目当て? 

利用される? 

親子にしか見えない? 

どんどん老いてみじめになっていく?


(回想13 北海道での再会2につづく)


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