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「超逆歳の差カップルのリセットライフ」リアルストーリー~回想5~🩵大切な悟り


帰国して最初の半年間…

大切な人達と再会し
昔を懐かしみ

そして未来へ
前進するために

新しい出会いを築き
希望と勇気を持ち始めました。

そして
セカンドライフスタートした
今…

これからの人生は
どう転がるか?

未来を予期できないからこそ

一瞬、一瞬を

精一杯、生きていけるのだと

感じてます😊


2021年8月


私は東京の叔母を10年ぶりに訪ねた。

叔母は30代で離婚し子供がいなかったので

私が結婚して北海道へ引っ越すまでは

一緒に外出をして娘のように可愛がってくれた。

「ミライったら、離婚してから、まったく帰国してこなかったら心配してたのよ」

叔母はプリプリしていたが
顔は嬉しそうだった

「おばちゃん、本当にごめんね。娘の事もあったから、大変だったの・・・」

子供の頃を想い出した私は思わず、歳を重ねた叔母を抱きしめた

その夜は二人で
思い出話や、これからの生活について話をした。

「ミライが良ければ、一緒にここに住んでもいいのよ。
住み慣れているし、仕事もあるし」

「・・・・本当にありがとう その気持ちはとても嬉しい
正直、今は迷っているの」

叔母をガッカリさせなくなかったが

25年前に元主人と海外移住を決めた時
東京に戻らないで北海道から直接、引っ越をした。

その時点で、きっと叔母は私が戻る気持ちがないと
分かっていた。

「そう、まずは友達にも会って色々と話してみればいいわ。

貴方らしく、暮らせる場所で
幸せになってほしい、まだ若いんだから!」

「まだ若い?(笑)」

85歳の叔母にしてみれば
“あなたの人生、これから!”
そんな感じで励ましてくれた。


ー 友人達との再会 ー

久しぶりの東横線にゆられ変わらない風景に

懐かしさを感じながら横浜駅に向かった

到着寸前に、なんだか昔と違う?とおもいきや

なんと、東横線の改札口が
すっかり変わっていて
迷ってしまった。

困った・・
約束の時間ギリギリ・・・
仕方なく、友人にメールをして迎えに来てもらった

「ミライ~ 横浜で迷子になちゃったの~」

相変わらず可愛い
ユカリの声に心が弾んだ

「ごめんねー 変わってしまって驚いちゃった」

学生時代の友人達とは
いつ再会しても昔のままで
気兼ねせずに話ができ嬉しかった。

数人の友人たちと、良く行っていたレストランで食事をし

学校時代の笑い話や近況報告に花が咲いた

「ミライ、地元に戻ってこないの?」と聞かれ皆が私の反応を見ている

「・・・うん、まだ考え中なの…実際27歳で東京を離れているし

このアップテンポな環境で仕事をして自立できるか不安」

「大丈夫だよ。地元に住んでいる子達もいるし、だいたい東京近郊にいるから心配ないよー」

「そうなんだ~ありがとう」

10年以上、会っていなかったのに温かく迎えてくれた
友人達の優しさに感謝した。

久しぶりの
日本の開放的な真夏の夜 

オシャレになった
桜木町の駅ビルから山下公園の、眩しいぐらいのイルミネーションの中を歩いた


長い年月が流れ
再び訪れてみると

住んでいる時には
当たり前だった

風景も、今はとても新鮮に見えて感動した

“こんなに素敵な環境で育ち
かけがえのない友人達に
囲まれ楽しかった”

だか、11歳で母と死別し
身勝手な父と異母に引き取られ
孤独な幼少期を送ってきた時は

“なんで私は不幸なんだろう?”と
思いながら、この地で生きていた。

でも、50代を過ぎた今…

“私は恵まれて育ってきた”と
悟れたことで

過去の重苦しかった記憶を
ポジティブに受け止めれるようになった。


今日の沖縄は久しぶりに
お天気です♪

天候が変わりやすい季節ですが、皆さんも体調に気をつけて過ごして下さいね💕





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