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僕は「ヤングケアラー」だったのか、、、


16歳〜21歳当時自分は生きるのに必死でした。

親が妹の為に金をくれと言えば、自分のバイトや仕事で得たお金を渡していた。

仕事に行かない親が、家事をやれと言えば何の違和感もなく全てやっていた。

自分の時間も余裕も全て奪われ、自分一人になれるのはお風呂とトイレだけでした。

当時の僕は、普通ではない違和感を感じながらも慣れとうちは大変だからって言葉が染みつき少しでも家を助けないとって必死だったのかもしれない。

多分、第三者視点で見れば僕のここまで文章で普通は一つもないでしょう。

けど、少しだけ想像して欲しいです、実際自分がこの状況に置かれ、親が真面目な顔でそれらを平然と話す。

矛盾点を問い詰めると『私が悪い』『そんなに言うならお前が全部やってみろ』などと返答が返ってくるばかりで事態は良くなる事はなく、日に日に心だけ追い詰められていく。

多分、本人以外の誰かが異変に気づき声を掛けてあげない限り、当人は自分がヤングケアラーと気づく事すら出来ない。

僕も実際、五年以上気づかず生きてきてしまいました💦

気づいてから、色々調べる様になり、少し気持ちが楽になる場合や、それに特化した人も見つける事ができました。

ヤングケアラー。とても重い社会課題ですが、はじめの一歩は知ると言う所だと僕は思います。団体を立ち上げた今、まずはヤングケアラーについてもっと認知してもらう、そして当事者自身が自分はヤングケアラーがかもって、思ってもらえる機会を作る、また、当事者じゃない方にももっと細部まで知ってもらう事に特化した活動をしていきたいとこれからは考えてます。



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