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哀れなるものたち

 こんにちは、甘野充です。

 この映画「哀れなるものたち」は、以下の記事で観たいなあと言いながら劇場には足を運ばず。

 しかしながらDisny+で視聴できるのを知り、観ましたよ。

 何と言うか、本当に独特の世界ですよね。
 映像が美しく、物語が突飛すぎる。

 主人公のベラは自殺をはかり死んでしまうが、おなかの中の胎児は生きていた。
 天才外科医がその新鮮な遺体を発見し、生きている胎児の脳を女性の脳に移植して蘇らせるというもの。
 体は大人だが脳は赤ちゃん。そんなベラの脳が成長してゆく。
 歩き方がぎこちなく、好奇心旺盛、そんなベラが性にめざめ、快楽を覚え、娼婦になる。

 なんだこれは?
 いったい僕は何を観させられているのだ?

 そしてどうなることやらと観ていると、ベラの自殺の原因がわかり、思わぬ展開に。
 いやこれ、予測不能。

 本能の赴くまま、感情のまま、に映画はつづられている。
 「ロブスター」のような後味の悪さは無いが、それでもブラック極まりないね。
 映画ファンにはお勧めの異様な映画です。
 空想妄想映画ですね。


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