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映画『ホーリー・トイレット』(2021)視聴メモ

映画『ホーリー・トイレット』を見た。2021年のドイツ映画。
爆破工事を数十分後に控えた無人の現場で仮設トイレに閉じ込められ、鉄筋に腕を貫かれて身動きできない男が自分をハメた黒幕の陰謀に追い打ちをかけられながらも脱出を図るタイムリミット系スリラー。

トイレの壁を壊すのと、恋人に冷たかった仕事人間が心の殻を破るのを重ねる手堅さで適度に楽しかった。改心による生まれ変わりという点で絵面をみると、全編通して主人公の身体をひたす水・糞尿・流血・泥水・洗剤といった液体たちは、いわば洗礼の聖水のようなものだろう。んで、原題はまさしく「HOLY SHIT」なわけである。

原題と言えば、タイトルを出す際に和訳「本気ヤバい」を付けたり、盛り上げどころで君が代を流したりと謎の日本推しがご愛敬でした。なんだったんだ日本人投資家タケシさん。

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