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えぐい2月、エグラリー

2月、3週連続でライブに出演した。うちふたつは食べるズで。もうひとつはw.o.d.のコピーで。

まあ、激動の2週間であった。いっつも暇すぎて飲酒して布団の一部と化すのが土日の恒例であったのに、今月はめっちゃ動いていた。だから飲酒量が減った。家で全然酒飲まなかった。僕をよく知る人ならわかると思うが、これは異常なことである。

とりあえず今月の3本のライブを振り返ってみようと思う。

①2/11 VALENTINE LIVE

この日は岩手教育会館にて毎年行われているライブイベント。ベテランの弾き語りから高校生の軽音部まで、紅白歌合戦ばりの幅広い世代の出演者が集まるイベント。
ベテランでもなければ高校生ほど若くもない非常に微妙な世代である我々食べるズはなんと初出演にしてトリ前という凄い出順だった。気合いも入るし緊張もしたけど、結構いい演奏をできたのではないか、と思う。
とにかく楽しい、楽しくて仕方ないイベントで、大トリのビートルズコピーバンド、Lenny Beeの演奏は最強だった。"Help!"も"Yesterday"もやらないという尖ったセトリも最高だった。"Taxman"のギターソロヤバかったっすまじで。
Lenny Beeのギタリストトミーさんにギターの音作りを褒めていただいたのもものすごく嬉しかったな。

②2/17 Good Times Roll @ BeOneBox

この日は菜園のライブバー、BeOneBoxの定期イベントにw.o.d.のコピーで出演。
ライブ直前までものすごく体調が悪くて練習が全然できなかったのが心残り。結構悔しい。

この日はとにかく他の出演者に圧倒された。迫水秀樹さんのギター1本と己の歌だけで、まるで映画やミュージカルのような世界観を作り出すあの手腕には本当に恐れ入った。自分はまだまだだ、痛感した。
また共演したいなぁ。今度は自分のバンドで。

③2/24 『さよならの前にもう一度』@the five morioka

2月ラストは、大学の後輩(在学時期被ってないけど)の照井ちゃんにお呼ばれして、食べるズ初のライブハウスでの演奏。
この日は新曲を2曲演奏した。前日と本番直前にスタジオで詰めたにしてはよく演奏できた方なのでは、と思う。これからまだまだ良くなる予感しかしないから、ワクワクである。
このイベントもまた共演者が素晴らしくて、トップバッターを務めたザ・オベべズのボーカル、千葉くんのエレキ弾き語りでいきなり食らった。フィッシュマンズのいかれたBabyカバー、よかった。最高だった。ぜひまた共演したいなぁ。
弱弱霊異記の、ザ・ギターロック!なサウンドもめちゃ好みだった(ベーシストの方が食べるズ褒めてくれた!めちゃ嬉しかった)。後輩がやってる曖昧サブマシンガンというバンドもこれまた良くて、軽音学部の後輩としてよく知ってる彼の人柄がよく出た曲というか、「ああ、彼だなぁ…」と思わせる曲というか。そういうソングライターいいよね。

ちなみに、このライブの前日の練習にてメインで使用していたオーバードライブが急に音出なくなるという悲劇。EarthquakerdevicesのPlumes。大学の時からメインの歪みにしているもはや相棒で、とにかく汎用性が高くて好きだった。かなり歪ませても、クリーンブースト用にもなれる。見た目もいい。のに、壊れた…音出なくなった…流石に悲しかったが別のペダルでなんとか乗り切った。
仕方なく、新しいオーバードライブをポチった。ありがとうメルカリ。
せっかくなので前から気になっていたBOSSのOD-1Xを購入。鳴らすのが楽しみ。

機材の話ってなんでこんな楽しいんだろうな。
機材の話ひたすら聞いて相槌打ってくれる赤べことか欲しい。

というわけで、2月はめちゃくちゃバンドマンだった。楽しかった、とにかく。楽しすぎるもんだから、日々の労働の最悪さがより際立つという予想外の弊害も生まれたけれど、酒飲んでぶっ倒れて終わっていた休日に音楽が溢れていたのはとても良いことだ。

今はわたくし、新曲を鋭意製作中である。今のところ2曲、良い感じのやつができた。割とマジで、これはいいと心の底から思う。

思えば僕は大学で軽音楽部に入った時から、オリジナル曲を作るということに漠然とした憧れを抱いて、ギターを抱えて作ってみたりもしたのだけど、自分が作り出すメロディがさっぱり良いと思えなくて結局挫折する、を繰り返して卒業してしまった。
ところが、卒業後にバンドに混ぜてもらった途端、曲を最後まで書くことができた。『砂漠にて』という曲がそれだ。
なんで今まで書けなかった男がなぜ、急に?
それはたぶんバンドメンバーというものができたからだと思っている。聴かせる相手と演奏する場所というものが明確に出来たから、だと。

ベーシストは弾き姿がカッコいい上にユーモアセンスがずば抜けている。キーボードは作曲ペースが異常だし、基礎的な音楽素養が抜群だから頼りになる。ドラマーは可愛いしドラムスタイルがニルヴァーナのデイヴグロールのような、正確さとパワフルさを両立した、いっしょに演奏してるだけでアガるタイプのドラマー。まだうちのバンドのライブ見にきたことない人はきっと驚くぜ。

すごくないっすか?初めてのバンド(しかも社会人になってから)でこんなメンバーに恵まれるって。ヤバいよね。まあ、感謝しかないよね。

なんだかクサい文章になってしまった…
でもこういうのも大事ですよね。たぶん…。

これからもバンド頑張ります。いい曲をたくさん作りたいと思いますんで、よかったらお耳を貸していただければとても嬉しいな。


おわり!!またこんど!


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