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技術同人誌のハッピーエンドは「出版社の編集者に見初められて商業出版!」だけとは限らないという話

技術書典という技術同人誌のイベントがある。

たくさんの技術者が、だれに頼まれた訳でもないのに、自分の好きな技術を早口でぎゅぎゅっと詰め込んだ自作の「技術書」(いわゆる同人誌)をもって集まる、技術書の「お祭り」のようなイベントだ。

マジでだれに頼まれた訳でもないのに、おおよそ500ものサークルが集まって、うち95.4%が新刊を携えており、それを10,000人以上が買いに来て、たった1日で7,500万円分の技術書が流通するという恐ろしいイベントだ。

2018年は春と秋の2回開催されたのだが、その2日間だけで参加者が10万冊を超える技術書を手にしているらしい。なにそれすごい。

頒布する側も、本を手に入れる側も、ほんとにだれに頼まれた訳でもないのにただやりたくてやっている。愛すべきイベントだ。

技術同人誌を書いたらたくさんの人に買ってもらえた

私(@mochikoAsTech)もこの技術書典で技術同人誌を出しました。昨年4月の技術書典4で「DNSをはじめよう」を書き、そして10月の技術書典5では続編となる「AWSをはじめよう」を書きました。

そのあたりの顛末は別途まとまっているので、そちらをご参照ください。

技術同人誌がたくさん買ってもらえるとどうなるか?

出版社さんから「商業出版しない?」とお声がかかることが多いです。

私もそういう話はあちこちで聞いていたので、初めて参加した技術書典4の翌朝はちょっぴりワクテカしていました。

ただ「イベントで出版社さんに見初められて商業出版」って「舞踏会で王子様に見初められて結婚」と同じくらい夢物語で、真剣に覚悟があったわけでもないので実際あちこちの王子様から契約書片手に求婚いただくと「お、おう・・・まじか・・・」となるわけです。

あれ?私、本当に王子様と結婚したかったんだっけ?

「王子様だよ?最高じゃん。何を迷うことがあるの?」と思われるかも知れませんが、たとえみんなが羨む王子様と結婚できても、私自身が「王子様と結婚したい♡」と思っていなければ、残念ながらそこに幸せはありません。

「みんなにすごいって思われるし羨ましがられるから」というふわふわ綿菓子みたいな理由で結婚したら、魔法が解けたときに手の中のザラメを見て「なんでこの人と結婚したんだっけ・・・?」と後悔してしまうかも知れませんし、何より王子様に対しても失礼というものです。

「出版社に見初められて商業出版」のメリットは?

にわかに現実味を帯びてきた「商業出版」を前に、私は「有難いことだけど、私は本当に出版社さんから商業出版したいんだろうか?」「同人誌じゃなくて商業で出すことのメリットってなんだろう?」と考え始めました。

先に書いてしまうと、最終的に私は「今は商業出版しない」という結論を出したのですが、絶対的な正解がある話ではないので、正直数ヶ月間ものすごく悩みました。

商業誌にはいいところがたくさんあります。私自身も今まで色んな出版社さんから出ている技術書に助けられてここまで歩んできました。

ですので、これは決して「商業出版なんてしない方がいいよ」というエントリではありません。これから技術同人誌を書こうとしている人や、今まさに私と同じように商業出版するか否か悩んでいる人が「自分の答え」を見つける参考になればという気持ちから、私が思うメリットやデメリットをまとめたものです。

私なりに想像していた商業出版のメリットと、それに対してあれこれ調べて知った実際の様子が誰かの判断のお役に立てば幸いです。

※何を持ってして「商業」「同人」と呼ぶのかは人に寄ると思うので、ここでは「商業出版」を「出版社が版元となって本を出版すること」と定義して話を進めます

1. 表紙のデザインや紙質などの見た目がよくなる?

私の場合はもともと同人誌の表紙や挿絵をプロのデザイナーさんにお願いしていて、実際この表紙のお陰でたくさんの人に手に取ってもらえたので、商業出版しなくても既に表紙のデザインには満足していました。

また持ち込み部数が多かったことで「大量部数向きで印刷がきれいなオフセット印刷」を選んだので、同人誌でも印刷品質はまったく問題なし。ありがとう、日光企画さん!表紙はPPマットでさらっさら!

ちなみに出版社さんによっては「少部数向きで印刷のクオリティは若干下がるオンデマンド印刷」でプリントオンデマンド(注文が入ってから刷る)を採用されていたりするので、その場合は商業出版にしたことでむしろ印刷のクオリティが下がるという逆転現象が起きます。

ただ本文をモノクロじゃなくてフルカラーにしたり、組版と呼ばれる「文字や図などを配置して紙面を作っていく」部分にすごく凝りたい!という場合は、個人でやるにはお金も技量もすごく必要になるので、そこは餅は餅屋!で出版社さんから出すのがいいのかな、というのが「見た目」に関する私なりの答えでした。

では私が想像していた商業出版のメリットとそれに対してあれこれ調べて知った実際の様子、その2に行ってみましょう。

2. たくさんの人に買ってもらえるチャンスが増える?

出版社から出せば全国の書店でばばーんと平積みされてたーくさんの人に買ってもらえるのでは??という華々しいイメージ、私にもありました。

折角なので色んな出版社さんでお話をお伺いしましたが、最近の技術書の初版はおおよそ1,000冊~3,000冊。そしてその初版ですら売り切らずに返本されてくることがままあるそうです。

ちなみに前述のプリントオンデマンドの場合は「注文が入ったら1冊刷って送る」という形なので、現実の書店に並ぶことはほぼなく初版という概念すらありません。

一方で技術書典5での「DNSをはじめよう」と「AWSをはじめよう」の頒布数は2,000冊以上でした。イベント後もネットで引き続きご購入いただけているので、有難いことに累計販売数は既に計4,500冊を超えています。

確かに六本木のあおい書店や渋谷のブックファースト、新宿のジュンク堂もなくなったし、本屋さんといえば閉店とか出版不況みたいな言葉が飛び交うニュースしか聞きません。本屋さん大好きなのにつらい・・・とはいえ私自身も技術書はリアル書店よりAmazonで買うことの方が多いです。

読み手に本を手渡ししたいなら技術書典があります。ネットで通販したいならBOOTHもあります。そしてAmazonにもKDP(Kindleダイレクトパブリッシング)といって、著者が自分で電子書籍を出せるサービスがあります。

「たくさん」をどの辺りと定義するのか?にもよりますが、大ヒットして重版に重版をかさねとうとう10万部!!!みたいな話だけを「たくさん」とするのでなければ、既に必ずしも「商業出版でなければたくさんの人の手に渡らない」という状況ではなさそうというのが私なりの答えです。

でも「同人誌だと会社の経費で買えない」「学校の図書館に置いてもらうには商業出版された本じゃないとだめ」「出版社から出したら中国語や英語に翻訳されて海外でも販売された」というような話も聞きますし、「高橋さんのこの連ツイにあるように、現時点では遠くへ届けたいなら商業出版が最善なのかも知れません。

あとAmazonで紙の本を売りたい場合はISBN(本の裏側にあるバーコードと番号のアレ)がないとそもそも販売できないので、Amazonで紙の本を売れる&そのためのISBN取得を出版社さんにお任せできるという点は商業出版するメリットだなと思います。

世の中には「ISBNが付与された同人誌」を頒布されているサークルさんもいらっしゃるそうなので、個人でも頑張ればISBNは取得できると思うのですがお金と労力が大変そう・・・。

ちなみにTwitterなどでよく見かけるPEAKS(技術書のクラウドファンディングサービス)の本は、ISBNはなく版元も著者自身なので、ここでの「出版社が版元となって本を出版すること」という定義で捉えた場合は商業出版ではない、という区分になります。

ですがきちんと編集者さんがついてくださった上でPEAKS(を運営しているROLLCAKEという会社)に販売業務を委託していると考えると、もはや「商業出版とはなんだ・・・その区分に意味はあるのか・・・」みたいな気持ちになってきます。(どの本も評判よいし、PEAKSから本を出されているd_dateさんのLTを以前聞いたときによい仕組みだなーと思ったのでした)

そしてそもそもの話に立ち返ると「たくさん買ってもらえること」が幸せとは限りません

「一部の層にしか響かない濃い内容の本を書きたい!」という場合は、商業化する際に「たくさん買ってもらえるような内容にしよう」という流れとぶつかって、むしろ苦しさを生んでしまうかも知れません。

万人に受ける売れ筋のポップミュージックじゃなくて、俺はロックがやりたかったんだ!「こうした方が売れるよ」とかうるせぇんだよ!みたいなケースですね。

ちょっと脱線しましたが、続いて私が想像していた商業出版のメリットとそれに対してあれこれ調べて知った実際の様子、その3です。

3. 商業出版なら印税でたくさんお金がもらえる?

これについては私の場合はNOでした。同人誌として出した本が後に商業出版されると大抵の場合、本の値段は上がりますが著者が手にする1冊あたりの利益率は下がります

技術書の商業出版の場合、印税は紙の本なら5%~15%程度、電子書籍でも5%~30%程度のようです。但し電子書籍の場合、30%といっても「配信プラットフォーム(Amazonなど)の取り分を引いた後の入金額」の30%なので、単純計算すると実質10%程度では、と思います。

その辺りの話が詳しく知りたい人は有山さんの「本当はおそろしい商業出版!?」がお勧めです。(ただあくまで著者側の視点なので、出版社さんにはまた別の言い分があるんだろうな、という気持ちも忘れずに読みたい)

一方で同人誌の場合、印刷代やデザイン代などの経費はすべて自分持ちですし、在庫を抱えて爆死するリスクもありますが、筆者の取り分はBOOTHなら96.4%、AmazonのKDPなら35%~70%です。

ただこれは出版社が暴利を貪っているという話ではまったくなく、著者以外に編集者、編集プロダクション、監修、校正者、デザイナー、組版オペレータ、印刷所、取次(出版社さんと書店の間をつなぐ流通業者)、書店などなど一冊の本で食わせていかなければいけないステークホルダーが多いのでみんなで分配するとそんなもんだよね、ということなんだと思っています。(私は結局商業で出版しなかったのでここは完全に想像です)

印税のパーセンテージが低かったとしても、例えば同人誌で出したときの頒布数が200部程度であれば「商業出版すると利益率は下がるけど初版2,000部で10倍だから!」という理屈で「同人誌のときよりも得られる金額が増えた」となります。

仕事ではじめる機械学習」のように、技術書典で出した本がオライリーで商業出版され、当初は電子版しか出す予定がなかったが売れ行きがよくて紙の本も出しヒット作に!という素晴らしい話もあります。

規模の大きいヒットを見ると、やっぱり商業出版は本気になると規模感が違うんだな!すごいなー!という気持ちになりますね。

但し商業出版だろうが同人誌だろうが、「本を書く」という行為は著者の稼働時間を考えるとあまり割に合わない(私が遅筆なだけかもしれないけど時給換算すると数十円みたいな世界で遠い目になる)ので、ただ儲けるためだけに技術書を書くなら普通にエンジニアとして働いた方が効率が良いと思います。

商業、同人を問わず、採算度外視してでも誰かの役に立つことを願って技術書を書いたり出したりしてくださっている皆さんには本当に頭が下がります。

ではでは続いて私が想像していた商業出版のメリットとそれに対してあれこれ調べて知った実際の様子、その4です。

4. プロの編集者に編集や校正をしてもらえる?

これは出版社さんや担当になった編集者さんによると思います。

「編集者さんもそんなに技術に詳しいわけじゃないからほぼ同人誌そのままだったよー。てにをはのチェックくらいであとは自由にやらせてもらった」というケースもあれば、「監修も付いたしがっつり編集してもらってページも増えたし構成もぐっと変わったよ」というケースもあるようなので、そこは著者がどうしたいか?を伝えた上で出版社さんと折り合いがつけば、ということなのだと思います。

それに「編集」という言葉が何を指すのか?は人に寄るので、まず著者と編集者さんの間で認識合わせが必要です。

私は「商業出版する=編集をがっつりする」だと思い込んでいたので、「編集は殆ど入らずほぼ同人誌の原稿のまま出版する」という出版社さんもあるということがまず驚きでした。

そしてそんなことを考えながら、あきみちさんのこのエントリを読むとなんていうか胸がきゅんとします・・・。

情けないことに私には「すごく売れたそうですね。うちから出しませんか?」というお誘いはあれど、「読みました!良い本なのでこういう部分を補強してうちから出しませんか?」というお誘いは殆どなかったので、このあきみちさん鹿野さんの関係はすごくいいなあ、と憧れの気持ちを抱きました。

やっぱり王子様に突然求婚されるにしても「きみってみんなから人気らしいね。結婚してあげようか?」みたいな言葉よりは、「きみのこういうところが好きなんだ。結婚してください」に憧れる・・・いつかそんな技術書が書けるように精進します!

それでは最後!私が想像していた商業出版のメリットとそれに対してあれこれ調べて知った実際の様子、その5です。

5. 「本を出版した!」という名誉が得られる?

編集者さんにも、本を出した著者さんにも、ほんとに色んな人に聞いたんですが、結局突き詰めると商業で本を出して得られるメリットは「本を出版した!」という名誉なのだそうです。

書店にあなたの名前が書かれた本が平積みされますよ、Amazonに著者ページが出来ますよ、親御さんや親戚が喜びますよ、転職するときに有利ですよ、名刺代わりになりますよ・・・などなど言い方は様々でしたが要は名誉です。

分かる、分かるよ、友達に「本出したんだ」って言われたら私だって分かりやすく「すごいね!」ってなるもん。承認欲求満たされたい!という気持ちは大事なことだと思います。

この名誉には自分一人だけで出した同人誌じゃなくて、出版社という第三者が価値を認めて本を出版するに至った、という点が作用しているので、誰にも分かりやすい第三者の保証が欲しい人にはとても良いメリットだと思います。

でもその名誉のために商業出版を選択したとき、著者はいったい何を失うのでしょう?

商業出版した本は「自分だけのもの」ではなくなる

例えばTwitterで「『DNSをはじめよう』読みました!面白かったので社内で勉強会したいんですけど、僕が買ったPDFを10人の新卒同期に共有してもいいですか?」と聞かれたとしましょう。

同人誌であればOK/NGは著者の自分が判断すればいいので「いいですよー。初心者の皆さんのお役に立てるなら嬉しいです!同期のみなさんに『面白かったら続きのAWSをはじめよう買ってー』って伝えてくださいねw」で済みます。(もちろん自分が許可したくなければ「ごめんね、個々に買ってください」で済みます)

でも商業出版の場合は、たとえ著者が良くても出版社さんがNGならそういうことは勝手に言えません。なぜならもうその本は「自分だけのもの」じゃないからです。

元の同人誌も自分の好きにはできなくなる

あるいは出版から1年が経ち、対象となる技術の新しいバージョンがリリースされたことによって本の内容が古く&正確さを欠くようになってしまったので、あれこれ手直ししたり書き加えたりして出したいな!と思ったとしましょう。

でも改訂版を出すか否かは出版社さんと話し合った上で決まるので、例えば初版がまだまだ売れ残っていて、かつ版改訂を出してもそんなに売れる見込みがない・・・となれば出版社さんからお断りされるかも知れません。

「だったら個人的に同人誌で改訂版を出せばいいや!」と思っても版権、つまり「その本を出版する権利」が出版社にある間は、当然のことながらたとえ著者でも勝手に改訂版を出すことはできません。どうしても出したいなら出版社との契約が切れるまで待つか、契約をすぐに解除して版権を著者に戻す請求をしましょうか・・・みたいな話になってきます。

そんな風にならないためにも出版社さんと契約を結ぶときは、契約内容をよく読んで交渉しましょう!これは本当に大事なことです!

出版社さんとの契約は内容をよく読んで交渉しよう

契約書はお互い最大限自分に有利になるように書いて、そこから擦り合わせていく(または相手が全然読まなくて素晴らしく自分に有利な内容であっさり通る)ものなので、そこに悪意はないし、双方よく読んだ上での交渉が当たり前です。

いくら編集者さんがいい人でも「本なんか出すの初めてだからどきどきするー。よく分からんけど編集者さんから渡されたこれに黙ってサインすればいいんだね!」みたいな気持ちで契約を結んではいけません。

「既存の同人誌は同人誌で頒布しつづけたい!」と思ったら交渉すべきですし、「印税低くない?」と思ったら算定の理由を確認すべきですし、「似た内容で今後別の本を同人誌で出してもいいよね?」と思ったらそれも確認すべきです。

「契約とか法的なこと難しい・・・よく分からん・・・!」というエンジニア諸氏は、せめて担当の編集者さんに「絶対に譲れないところと譲れるところ」をちゃんと伝えた上で、自分の意向に即した内容になっているのか契約書の内容を説明してもらいましょう。

ごく稀に「契約前に条件の話をすること」について嫌な顔をする編集者さんもおられますが、そういう場合は分かりやすいリトマス試験紙だったと思って契約を結ぶのをやめましょう。まともな編集者さんは後から揉めるよりも最初に希望を出してもらった方がずっといいと思っているはずです。

どれもごくごく当たり前のことですが、初めてのときには勝手が分からず失敗してしまものです。「商業出版」という言葉につい浮かれて、後々揉めごとの種になるようなミスを犯さないようにしたいものですね。

商業出版も同人誌も選択肢でしかない

結婚することと独身でいつづけること、どちらかがあらゆる人にとっての絶対のハッピーエンドという訳ではないのと同じで、編集者さんに見初められて商業出版することも同人誌で出し続けることもどちらも「選択肢」でしかありません。

ゼクシィの「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」というキャッチコピーのような気持ちになれたら商業出版をすればいいし、そうでなければ同人誌で出し続けていいんだな、という当たり前のような事実に至るまで私はちょっぴり時間がかかってしまいました。

なのでメリット、デメリットをきちんと理解した上で、著者さんが納得のいくルートを選べるようになってほしいなー、という気持ちでこのエントリを書きました。

今まで「欲しいと言ってくれるたくさんの人に技術書を届ける」には商業出版以外の道はほぼありませんでした。ですが今は技術書典BOOTHがあることで、既存では成しえなかったスピードで技術書を書いて、商業出版に劣らぬ規模でたくさんの人に届けることもできます。

私の場合は自分でやる+デザイナーさんの力を借りるのがちょうどいいサイズとスピード感なので、今はこのまま走ろうと思っています。

どんな形態でも技術書は尊い!みんなが建ててくれた知の高速道路をたくさん走り抜けたい!という訳でとりあえずそーだいさんのRDB本は予約しました。失敗から学びたい!!

ながーい話にお付き合いいただき、ありがとうございました。

という訳で私(@mochikoAsTech)は次も懲りずに新刊を出す予定なので、ぜひまた2019年4月の技術書典でお会いしましょー!


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