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iDeCoってどうよ?

新NISAが始まって早3ヶ月
積立NISA時代から淡々と積立しており
一応、プラスで推移している

資産運用を始めるにあたって
iDeCoにするかNISAにするか悩んだが
現状は『NISAにして良かった』
というのが結論である
※今後NISAの投資枠が埋まるようなら検討

⚫iDeCoのデメリット

1.流動性の低さ
『60歳になるまで引出し不可』は大きなデメリットだ

実質、資産としてカウントされないため担保に入れて資金借入ができないので、定期預金や養老保険、年金保険より流動性が低いと思われる
※預金や保険なら解約や有価証券担保ローンの利用が可能。利息高いけど

2.手数料 その1
必ず支払う手数料として加入時に2829円 毎月171円(国民年金基金連合会105円/拠出回数+信託銀行66円) 

積立投資の基本は長期・分散だが分散すればするほど手数料が増える仕組みになっており、この時点で何かおかしい気がしている

3.手数料 その2
 掛金拠出する毎に手数料を取ることは説明した通りだが、受取り時も手数料を取る
給付時440円
つまり年金受取りすると掛金拠出時と払出し時に二重に手数料を取られる

一括受取にすればよい、という意見も散見されるが基本的に資産の寿命を伸ばすコツは分散して取り崩す事である

仮にも『年金』を名乗っている制度において年金受取りの利用者から手数料をむしり取るのはおかしいのでは

4.運用商品
NISAの商品に比べ、手数料が高い投資信託が多い印象だ
ただでさえ、運用コストがかかる制度なのに
※NISAが優秀すぎるとも言えるが

NISAに比べ手数料が高いので利用者は手数料負けしないよう、中~高リターン(=中~高リスク)の商品に投資することになり『年金=安心・安全』というイメージとは違う形になりそう

⚫iDeCoのメリット
掛金が所得控除(結局受取時に雑所得で課税されるなら税金の繰延?)されるため使い方によっては良いかもしれない

余裕資金が豊富で他に投資先が無い人にはよい制度かもしれない

あとは何かありますかねぇ…?

⚫結局
印象としては手数料が高くて、資金の流動性を悪くしたNISAといった感じか

所得控除をどれだけ有効に使えるかがポイントになりそう

ひとつの会社に長く在籍してるのに退職金が少なくて、さらに国が退職金控除が今後も縮小・廃止しないなら一括受取時の退職金控除の恩恵を受けられるので、検討する価値はあるかもしれない



 

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認定心理士×FP3級  お金と心にフォーカスした記事を 掲載予定です

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