長男(小4)への性教育について/はぐ♡ラボお茶会Vol.33の告知

小4の長男が、先週、保健体育の授業で、ついに第二次性徴のタームを学んだらしく、これは良いきっかけと思い、話をしてみました。

「なにを習った?」
「『初経』しか覚えてない」
「精通は?」
「わかんない」

そこで、私が知ってる精通の教科書的知識を伝えると「ふーん」。もしそれがあって、パンツを汚すことがあれば、自分で洗ってね、と言ったら、「わかった」と。

私が真面目に話すと、普段おちゃらけモードの長男も、いつになく真面目に聞いていました。

ちなみに2021年4月(長男2年生)の折には、こんなことを話していました。

自分の身にまだ起きないことは、基本的に、実感のない他人事だと思います。関心がなければ、記憶からもこぼれ落ちるでしょう。(あるいは照れ隠しもあるかも)

でも、事あるごとに、日常の中で伝えていければ、その日が来た時に、「ああ アレか」と思ってくれるのではないでしょうか。

精通の知識がなくそれを迎える子の中には、自分のことを「汚い」と思ってしまう子がいたり、親に言えず隠す子もいる、と言う話があります。

私がこうして理科的事実として伝えることで、生理的な変化を、ポジティブな成長/もしくは少なくとも、プラマイゼロの自然なこととして受け止めてくれることを願っています🙏

よっちゃん(パパ)に、こういう話をしたよ、と伝えたら、「すごいな、俺には恥ずかしくてむりだ」と。

「でも、母親がこういうことを淡々と伝えられるのは、いいな」と、応援してくれています。

性のことを、恥ずかしい、エロいと思ってるのは大人の方で、伝えられなさはそこの心理的な抵抗によります。

子供への性教育、だいじ!

というのは、今の時代ならば、肯定してくれる方が多いかと思いますが、実は、それにあたり一番必要なのは、

私たち大人が、それを語る言葉を持つこと。体、性のこと=恥ずかしい、エロい という刷り込みを克服することです。

もちろん、そこいら中でする話ではありませんが、いざと言うときに、語る言葉を持てるように。大人にも、性について語る機会が必要だと思います。

そんな思いで、月1回、開催しているはぐ♡ラボのお茶会も、次回で33回目。

今回はド直球で、子供への性教育に関するトピックなので、伝えることに興味がある方はぜひどうぞ😊

本来は、無理をして頑張る話ではなくて、生を肯定するやさしいお話しです。みんなで話すことで、それがスーッと心に入ったらよいな、と願っています。

この会は、「ただ話しているだけ」と揶揄されることもありますが、(揶揄というかほぼ事実なんですが 笑)、実は、「ただ話すだけ」ってすごく大事だと思うんですよ。

上から偉い先生に教わって、「よしわかった」というだけでは、人に伝える言葉は、手に入りませんからね😁 ことばは、対等に対話して、自分で使ってこそ、自分のものになる、そう言うものだと思います。

子どもを持つ親に限らず、性のことをフラットに語れる大人が、地域に少しずつ、増えていくことを目指して、今後も地道に活動を続けていきます。

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