わたしは「性教育のひと」になる

先日、そろそろかな〜と思い、小2の長男に性のお話を本格的にしてみました。

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男女のからだの違いと、生殖器の仕組みと、子どもの作り方。私自身は、親からはほとんど教わったことがないので、未踏の地です。(母親から生理の存在と対処を教わったことが、私の家庭での性教育のほぼすべてです)

とはいえ、いろいろ情報を持っているからか、アラフォーになっての開き直り(?)もあるのか、特に抵抗もなく恥ずかしさもなく、虫の仕組みを教えるように淡々と話して、そして長男も淡々と聞いておりました。

『女の子も男の子も、赤ちゃんの種を持ってて、で、それが出会うと赤ちゃんができる。でもいつも出来るわけじゃなくって、出来なかったら、赤ちゃんベッドの交換が起こるよ(生理のこと)』

『チンチンが入るところから赤ちゃんも出てくるの。あ、ママはそこから出られなかったからおばあちゃんのお腹切って出てきたんだよ(我が子らは経膣分娩ですが、私自身は帝王切開で生まれてる)。そういうこともあるの。』

今までもお風呂とか自分が生理の時とか、なんか聞かれた時に色々軽く話していたので、そういう地ならしもあり、自然に出来たのかなあと思います。まあ、今回は本当に理科的に教えたまでで、セックスだの避妊だの性的同意の話は、またおいおい触れていく感じですね。

(書いていて改めて思ったけど、一言に性教育と言っても色々なパートがあるんだよなあ)

思春期の性欲の扱いについては、どう伝えたものか、このへんは男性の意見も聞きたいなーと思っています。(夫はあまり話したがらないが、逃さんぞw)

性的同意に関しては、「相手の気持ちを考える」みたいな情緒が発達してくる段階と並行してやっていくのが良いのかなぁ。私の個人的見立てだと、だいたい3年生くらいから、他人の世界が見えるというか、本格的に他人が気になり始めるのかなあという気がしています(個人差はあるし、女子は多少早いかもしれない)


去年の今頃、季刊セクシュアリティという、性教育関連の雑誌の鼎談にお誘いを受け、雑誌に掲載された、ということがありました。

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専門家さん2人と、一般ピープルの3児の親の私、という構成でしたが、この時は、「SNSやメディア利用について話してるだけ」というつもりで、「性の話をする人です~」というアピールは気恥ずかしさがあり(笑)、ここに掲載されたことはあまり積極的に人には言ってなかったのですけど、

そこから1年経って、ここに縁をつないでくれた方と性に関するお話会を開いたり、思春期保健指導者研修に参加したりして、私の心模様は、だいぶ変わりました。

もともとこの分野に引き寄せられたのは、私が人のこころの成り立ちにものすごく興味があるからです。スピリチュアルや占い、癒やし系の仕事をしていると、生と死、肉体、性、情動、欲望などなど、人間の根幹に関わる部分にどうしても行き当たり、ここと対峙することになります。

子供時代、思春期の体験が、人生全体に著しい影響を与えることがよくわかるので、必然的に、子ども、教育、という分野にも手を入れたくなる。

べつにエッチな話がしたいわけでもないし、エリートや正しい人間を育てたいわけでもない。(ここ大事)

わたしは、幸せに生きるためのお話がしたいし、自分を含めたすべての人に、幸せであってほしいのです。

それには、すべての欲望と、それにまつわる衝動をまずは肯定しないとお話にならない。私自身、そういう志がまんなかにあるので、性のお話にも触れやすいのかなーと思います。

占い師の活動もずーっとやっていくけど、それだけでは届かない表世界の皆さんにも、もっともっと、伝えたい。幸せに生きるための話を。

というわけで、今後私は、「性教育をやるひと」を堂々と自称して、広いフィールドで活動していきたいと思います。

今年、認定講師資格でも取ろうかなーと思っていたら、目をつけていたところがコロナで延期!

まあ、そのへんはハリボテみたいなものなので、気長にやりますね(^^)

どうぞよろしくおねがいします。

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