【無料】株価の決まり方の基本
株価ってよく聞くけど、
そもそもどうやって決まるのか?
というお話です。
株というものは
最初に投資家に渡る瞬間だけは特殊なので例外とすると
基本的には投資家と投資家の取引になります。
しかし、
投資家と投資家が直接取引すると、
今何円くらいで売れたのか?
何株買われたのか?
みたいな情報が他の方に分からないので
「証券会社」を通して取引することになっています。
ある株の値段はどうやって決まるのか?
それはその株の需給で決まります。
つまり、
その株を売りたい人と買いたい人をマッチングして決めるわけです。
一番直近でマッチングした価格が「株価」として表示されます。
そのマッチングの際、大まかに4つのタイプの人に分かれます。
①何円でもいいから売りたい人
②ある値段で売りたい人
③何円でもいいから買いたい人
④ある値段で買いたい人
①③を成行注文、②④を指値注文
といいます。
②④の注文を先に出している人の中で、
一番お得に売買できる人と③①の注文がマッチングします。
具体的には
あなたが③「何円でもいいから買いたい人」だとします。
注文を出す前に②の「ある値段で売りたい人」が既にたくさん注文を出して待っています。
その中で一番安い値段をつけている人
からあなたはその株を買う
こういったイメージです。
①④のマッチングの場合は
①の何円でもいいから売りたい人が
④の中で
一番高い値段をつけている人に売る
ということになります。
こういったマッチングを繰り返して、
直近起こったマッチングを株価とすることで
株価は変動していくのです。
まとめ
本日は「株価の決まり方」についてお話ししました。
ある株を買いたい人と売りたい人のマッチング
これがキーワードでしたが、
実際の証券の世界ではこれを「板」と呼び、
もうちょっと複雑なことが起きています。
実際に取引しだすとその板を見ることになるのですが、
今日の考え方を身に着けていれば
簡単に理解できるはずです。
本日もありがとうございました。
GW少なめの投稿になってしまいましたが、
本日より「ほぼ毎日投稿」復帰いたしますので、
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
皆さんの資産形成が上手くいきますように!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?