見出し画像

【投資初心者でもわかる】複利効果とその注意点

本日は

複利(効果)

について書きます。


資産運用を始めたらどこかで聞くことになる言葉ですので、

ぜひ読んでみてください。


複利って何?


複利が何かと一言でいうなら

利息にも利息をつける

です。


でもこれって何回読んでも理解できない方は理解できないと思います。

全然それが普通です。


なので借金で考えてみましょう。
借金で考える方がはるかにわかりやすいです。


闇金ウシジマくん等で知っている方も多いと思いますが、

トイチ

という契約があります。

10日で1割という暴利です。


これって例えば100万円借りたとすると

10日後に110万円

20日後に120、、、ではないんですよね。

正しくは121万円です。


なぜかというと最初の10日で発生した10万円にも
次の10日で1割(1万円)の利息が発生するから。

※10日後に10万円だけ返した場合は発生しません

なので続けると
30日後 133.1万円
40日後 146.1万円
50日後 161.1万円
100日後 259.4万円


こうやって借金が爆増していくのが「トイチ」です。


複利の原理はこれです。

増えた分もさらに増えていくという原理です。

借金の場合はそれがマイナスに働きますが、
資産運用になるとプラスになります。

使わない手はないですよね。


元々は定期預金の金利に使う言葉でしたが、

言葉を広く解釈して

株の配当金
投資信託の分配金
値上がりした分

などにも使われるようになりました。


次の章で実際に複利を利用する方法を説明します。


利用方法


これは単純です。

増えた分をもう一度同じものに投資する

これだけです。


増えた分をお金で受け取ってしまうとそれまでですが、

受け取らず同じものに投資することで
「複利」効果を得ることができます。

具体的には

〇定期預金
金利を元本に足す(※できないものもあり)

〇株
配当金で同じ株を買う。
また、そもそも値上がりした分を売らなければ「複利」になります。

〇投資信託
分配金を元本に組み込む。

株や投資信託で再度買うことを「再投資」といいます。

投資信託だとコースで「再投資コース」というものが大抵あります。
分配金を受けとらずそのまま再投資してくれるのでお勧めです。


こういう風に、
増えた分をさらに増やすという行為をすることで

普通よりもっと増えていきます。


注意点


複利の効果を使うと

借金なら膨れ上がって
資産運用ならどんどん増える

これは事実です。

しかも、その期間が長ければ長いほど増えていく

というのも感覚的にわかっていただけると思います。



しかし、

これらの話は全て「利益が出る前提」なんですよね。

減るときはむしろ普通より減ります。



そして余談ですが減るときは絶対に来ます。

リーマンショックやコロナショックのようなショックは、
10年から15年に一回来るので
その時は確実に減ってしまいます。

だからちょこちょこ言われている
複利のためにNISAに今すぐ一括投資
はベストな選択肢ではないんですよね。

話が脱線してしまわないように、

もっといい投資方法はこちらにまとめてますので興味ある方は是非ご購読お願いいたします。


話を元に戻すと、

複利効果は強力ですが、信じすぎないでください

というのが注意点です。

投資の世界ではいろんな強力な投資方法がありますが、
どれも信じすぎない。

これは結構大切なことですので覚えておいてください。


まとめ


本日は複利(効果)について書きました。

借金だと怖いですが、資産運用で考えれば良い考え方です。

上手く利用してお金を増やしてください。


皆さんの資産形成が上手くいきますように!











この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?