見出し画像

ミナ

長年、観たいと思いながら叶わなかった、「ミナ」が突然、U-NEXTに入っている!。たまたま気付き、すぐに観る!。確かDVDはないはず…VHSでは持っている。
15歳、初めて映画館で観たのは「レオン」だった。
「ミナ」も同じ映画館で観たはず…島根から広島へ、片道3時間。電車の車窓から川を眺めていた時間をよく覚えている。
高校を辞めた後、たまにそうやって映画を観に広島に行っていた(単館系、ミニシアターは広島で観ていた)。

20代の頃、映画学科の仲間と観直した時には、こき下ろされたし、それも少しは分かる。

ただ、いま観たら、自分の青春期の人格形成にかなり影響を受けているのだ、とよく分かる。

素筋は書かないけれど、ふたりの女の子の友情(だけではない!それが今回良く分かった)、幼い頃から一緒にいて、成長していき…ミナは画家として成功から挫折までを経験して…。
何よりミナを演じるロマーヌ・ボーランジェが美しい。
時代の変遷で、サイケデリックな服だったのが、成功していく途中で白と黒のモノトーンの服に身をまとうロマーヌ・ボーランジェの美しさときたら。
服は再びカラフルになっていくのだけれど。

世界に飛び出して行こうとする青春期の、そこから崩れていく友情、挫折。
いかに自分が「ミナ」に影響されてるか、よく分かったのは、この映画を観た時期には、島根を出ることを決めていたはずだから。

素晴らしい再会だった!。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?