見出し画像

足元を何度も回ってワイワイ

音楽諦めて宮崎に戻ってこようと思った
でも実家(宮崎)に帰って「なーちゃん頑張っとるんやね」と応援されると
東京でやりつくさないと、ふるさとには帰ってこられない

今は帰ってこられない場所なんです、けれど最終的に帰ってくる場所だと思っているんです
(聞き取りのため多少の誤りがあると思います。)

2023年3月25日に開催された #ワイワイグルメ博2023にゲスト出演した黒木渚。
彼女がライブ中にたくさんお話ししてくれた中で1番記憶に刻まれたMCでした。

30分でもいい、黒木渚に会いたい。

そんな想いから私は宮崎の延岡市に降り立っていました。

時間的に3曲くらいかなと思っていたところ5曲、
事務所を独立して初ライブ、
「独立上昇曲」も初めての生歌唱で聞けた、
観客からの声出しも久々。
その後の宮崎で過ごした時間も合わせて、本当に会いに行ってよかった。

一方で、このファンの濃い想いはアーティストにとってプレッシャーになるんだろうなと。

そのあたりの彼女の想いは、ファンクラブ限定のブログに語られていて、その内容を無作法に披露することはできないので、FC加入をお勧めしたいところなのですが

youtube「黒木渚の棘・新(第120回)」でも言っていた内容と重なる部分としては、
当日は声の調子が芳しくなく、そんな中でステージの前にファンの顔が見え、プラスの感情もそうでない感情も様々湧き上がってきた(このあたりブログにしか書かれていないのであまり書けないんです)
が、結果として後半に向けて喉も安定してきて、不安定だった日ということを忘れて楽しんだ。
youtube「黒木渚の棘・新(第120回)」

当日に向けて黒木渚が緊張していたのは、ファンコミュニティサイトへの彼女の登場頻度などが前情報になっていたこともあり、他のファンのみなさんも感じていたし、
バックステージ入りする彼女の姿や、体を動かしてマッサージ?をする様子を見て(ステージの形式上、出入りや楽屋付近の様子がかなり見えたのです)

「めちゃくちゃプレッシャー感じてるじゃん」
「喉が安定してないんだろうな」
とビリビリ感じてしまったのです。

ファンとアーティストは合わせ鏡ですからね、おそらくあの場にいた大半の黒木渚ファンはビリビリに感じていたと思います。

だからって黒木渚は止まろうとはしないし、こっちだって止めさせるつもりはない。
黒木渚が「檸檬の棘」を歌っているあたりから、あの場所は間違いなくフェスの会場、横にいた小さいお子さん達も全力で拳を振り上げ、コール&レスポンスも行われ、一体となってステージを作っていました。

話は本番前に戻るのですが、同じく緊張感伝わるサウンドチェック(軽いリハーサル)の際のステージ出入り。
黒木渚は普通に歩いていてこちらにも気付いてもらえるから、数mくらいの距離で拳をグーして「やってやれよ」って念を送ってました。
プレッシャーになってるだろうなと思いつつ、黒木渚も笑顔でグーを返してくれました。

やはり止まる気はないし、こちらも止めさせる気はないですからね。
プレッシャーになるからって応援を止めるほどのファンじゃないです。

自分を越えて進もうとしている黒木渚が、独立後に初めてライブをする場所として、しかも1人で立つステージとして選んだのは、冒頭のMCからもわかるとおり宮崎でしかなかったのだろうね。

人間は弱い、こんなにも脆いのって驚くくらいに弱い。
だからこそ1人では立ち向かえない場面が多いし、1人で立ち向かわないといけない場面も多い。

延岡のステージでの黒木渚は、間違いなく1人で立ち向かっていた。
1人だけど1人ではないステージをちゃんと作り上げながら。

会場の向こうまで光を届けようとする黒木渚の一筋を、足元から眺め続けたいと改めて思った。

細島灯台

唯一の不満エピソード付け加えると(余裕なかっただろうから文句は言わないですけど)声出ししていいなら最初に言ってほしかったな。
雨粒が集うぅ」を自信満々にレスポンスできなかったのですよ。そのくらいしか不満がない。

それに、新譜出してくれるし全面的に許す。
昨日、2023年4月1日に新譜「落雷」のミュージックビデオも公開してくれたし許す、ぜーんぶ許す。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?