見出し画像

にじさんじリスナー向け、Jリーグのチーム紹介とスタジアムでの観戦のススメ(2023年版)

2023年2月27日、にじさんじ×Jリーグコラボが開催される事が発表されました。

去年に引き続き、舞元啓介さんが中心となりJ1クラブ18チームとにじさんじライバー18人が各チームとコラボする事となります。

今回はにじさんじリスナー向けに「Jリーグって何?」「推しがコラボするサッカーチームはどんなチームなの?」「サッカーを応援するってどうしたらいいの?」「スタジアムのチケットってどうやって買うの?」
そんな疑問を解決して、今回のコラボがJリーグとにじさんじ双方にとってより良きコラボになる一助となればと思い、作りました。
長い文章となっておりますが、興味のあるところだけ読んでいただければ結構です。どうぞ、お付き合いください。


J1リーグ18チームの紹介

今回にじさんじとコラボするJリーグのクラブはJ1リーグの18チームとなります。
去年と違う点はJ1から降格したジュビロ磐田と清水エスパルスの代わりに新たにJ2から昇格したアルビレックス新潟と横浜FCが参加するという事です。
ここでは、推しがコラボするサッカーチームはどこにあるのか、どんなチームなのかについて北のチームから順に紹介していきたいと思います。


1,北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌は札幌市を中心に北海道をホームタウンとしているチームです。ホームスタジアムは札幌ドーム。

チームの特徴としては
・攻撃的で魅力的なサッカーをしている
・失敗を恐れずチャレンジするため、劇的な試合をする事が多い

コンサドーレ札幌はかつてはJ1とJ2を行ったり来たりするチームでしたが、サンフレッチェ広島や浦和レッズで実績を残したミハイロ・ペトロヴィッチ監督(通称ミシャ)を迎え入れてからは攻撃的で魅力あるサッカーをして、J1の舞台で安定して結果を残せるようになりました。今年はミシャ体制6年目を迎えて上位進出を狙っています。

2,鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズは茨城県鹿嶋市を中心に神栖市、潮来市、行方市、鉾田市をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムは茨城県立カシマサッカースタジアム。

チームの特徴としては
・Jリーグ屈指のタイトル数を誇る強豪・名門であり選手やサポーターは鹿島アン    トラーズというチームを誇りに思っていること
・それゆえに勝つ事こそが一番大切であるという考えが浸透していること

この2点が大きな特徴です。

鹿島アントラーズは通算主要タイトルは20冠という国内最多のタイトルを取っています。Jリーグでも屈指の名門であり、選手たちは勝ってタイトルを獲ることこそ最上のファンサービスであるという考えがあります。サポーターもタイトルを獲ることを目標として応援しています。今年は、かつて鹿島や日本代表でも選手として活躍していた岩政大樹(いわまさ だいき)監督の元で「強い鹿島を取り戻す」をテーマにして、かつて鹿島で活躍していた選手を呼び戻しタイトル奪還を目指しています。
熱き闘将は鹿島に栄冠をもたらせるのか注目です。

3,浦和レッドダイヤモンズ

浦和レッズ(レッドダイヤモンズ)は埼玉県さいたま市をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムは埼玉スタジアム2002。よく日本代表の試合が行われているスタジアムです。

チームの特徴としては
・Jリーグ屈指のサポーター数と迫力ある応援をする 
・大舞台での勝負強さがある

浦和サポーターはJリーグの中でも屈指の動員数を誇りアウェー戦でも相手の本拠地を乗っ取り応援で圧倒することもしばしばあります。今シーズンから声出し応援も解禁されたので、大迫力の応援が再び見られる事はJリーグ全体にとっても大きなプラスになると思います。
そして、この応援を背に受けて戦う浦和の選手たちは、士気も高く特に大会などでのここぞの1発勝負には滅法強いです。ACL(アジアチャンピオンズリーグ)ではアジアのクラブ相手に地の利を得て何回も逆転勝利をしています。
浦和レッズの試合を観に行く際には、現地でサポーターの大迫力の応援をぜひ味わってみてください。


4,柏レイソル

柏レイソルは千葉県柏市をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムは三協フロンテア柏スタジアム。

チームの特徴としては
・ベテランブラジル人監督、ネルシーニョ監督の指揮の元で多くのブラジル人がプレーをしている
・細谷選手を始めとした若い選手がどんどん頭角を表している

柏レイソルの指揮官、ネルシーニョ監督は2011年に柏レイソルにJ1優勝をもたらしました。柏レイソルはドウグラス、ジエゴ、マテウス・サヴィオといった多くのブラジル人の助っ人選手がいて、華のあるプレーを見せてくれます。勢いに乗った彼らを止めるのは至難の業です。また細谷真大(ほそや まお)選手や升掛友護(ますかけ ゆうご)選手などの期待の若手選手も増えており、彼らの活躍がチームに更なる勢いをもたらすでしょう。


5,FC東京

FC東京は東京都をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムは味の素スタジアム。

チームの特徴としては
・アルベル・プッチ・オルトネダ(通称アルベル)監督の元、攻撃的なサッカーを挑戦・進化させている
・高校サッカーのスター選手、松木玖生(まつき くりゅう)がどれほど活躍できるか

FC東京は昨シーズンはアルベル監督を新監督に迎え、攻撃的な新しいサッカーにチャレンジして6位となり、今シーズンはそのサッカーをさらに進化をさせて、タイトル獲得を目指していきます。FC東京の注目点は高校サッカー優勝校青森山田高校のエース、松木玖生(まつき くりゅう)選手です。大注目された昨シーズンは31試合に出場し2得点という高校ルーキーとしては十分すぎる結果を残しましたが、彼のポテンシャルを考えると今シーズンは更なる得点が期待されます。
U-20日本代表でもエースとして活躍しており、クラブと代表で大忙しの年となるでしょう。将来の日本代表を背負って立つ存在として期待される若きスターに大注目です。

6,川崎フロンターレ

川崎フロンターレは神奈川県川崎市をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムは等々力陸上競技場。

チームの特徴としては
・2017年、2018年、2020年、2021年にJリーグ優勝を果たしている近年最も強いクラブの1つ
・華麗なパスサッカーで相手を圧倒する
・川崎フロンターレから日本代表に選ばれている選手がたくさんいる

川崎フロンターレは華麗なパスサッカーで点を取るスタイルでJリーグで圧倒的な強さを見せてきました。日本代表にも、谷口彰悟(たちぐち しょうご)、旗手怜央(はたて れお)、田中碧(たなか あお)、守田英正(もりた ひでまさ)、三笘薫(みとま かおる)といった川崎フロンターレで活躍していた選手が多数います。今シーズンのチーム目標は昨シーズン横浜Fマリノスに獲られたリーグ優勝チームの座をの奪還すること、悲願のアジア王者になるためACL(アジアチャンピオンズリーグ)で優勝することです。



7,横浜Fマリノス


横浜F・マリノスは神奈川県横浜市、横須賀市、大和市をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムは日産スタジアム。

チームの特徴としては
・ヨーロッパ仕込みの近代的なサッカーでJリーグ屈指の強さを誇り、去年にはリーグ優勝をした
・個人技でも戦術面でも魅せるプレーの多いチーム

横浜F・マリノスはかつて中村俊輔、中澤佑二といった日本代表選手がいましたが、その頃は堅守を売りにするチームでした。しかし、近年では常に点を取りにいく攻撃的なサッカーへと変貌し、見る人を沸かせるサッカーをするようになりました。その結果が現れたのが2019年と2022年のリーグ優勝です。
特に昨シーズンのマリノスとフロンターレの優勝争いは非常にハイレベルなものでした。今シーズンも目指すはJリーグとアジアの頂点です。


8,横浜FC

横浜FCは神奈川県横浜市をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムはニッパツ三ツ沢球技場。

チームの特徴としては
・四方田(よもだ)監督の元で攻撃的なサッカーでJ2を戦ってきた
・J2得点王でエースの小川航基(おがわ こうき)を起点にして展開し、最後も小川が決める

コンサドーレで指揮をとっていた四方田監督がチームを率いた昨季はJ2屈指の豊富なタレントで昇格まで漕ぎ着けました。その選手たちがどれほどJ1で通用するかがJ1残留の鍵となります。そこで期待されているのがエースの小川航基(おがわ こうき)選手。J2得点王であり、何でもできる万能ストライカーの彼の活躍が期待・注目されています。


9,湘南ベルマーレ

湘南ベルマーレは神奈川県厚木市、伊勢原市、小田原市、茅ヶ崎市、秦野市、平塚市、藤沢市、大磯町、寒川町、二宮町、鎌倉市、南足柄市、大井町、開成町、中井町、箱根町、松田町、真鶴町、山北町、湯河原町をなどをホームタウンとするチームです。ホームスタジアムはレモンガススタジアム平塚。 

チームの特徴としては
・組織的なハイプレスと運動量を活かした守備
・Jリーグ屈指のストライカー、町野修斗(まちの しゅうと)を活かしながら点を取る

湘南ベルマーレは組織的なハイプレス(前からプレッシャーをかけてボールを奪う守備)と運動量を活かしたサッカーをします。ボールを奪ってから一気にゴールを狙いにいくショートカウンターも積極的に狙っており、強豪クラブもそれに苦戦することがしばしばあります。昨シーズンは町野修斗(まちの しゅうと)選手が大活躍しワールドカップメンバーにも選出されました。今シーズンは町野選手を活かしながらも厳しいマークが予想される彼以外の選手たちでいかに点を取るかが注目されます。


10,アルビレックス新潟

アルビレックス新潟は、新潟県内全市町村をホームタウンとするチームです。
ホームスタジアムはデンカビッグスワンスタジアム。

チームの特徴は
・J2で磨き上げてきたポゼッションサッカーで万全の状態で6年ぶりのJ1に挑戦する
・パスサッカーをしつつも縦に速い攻撃もできる

アルビレックス新潟は2020年にスペイン人監督のアルベル・プッチ・オルトネダ氏(現FC東京監督)を迎え入れ、スペイン流ポゼッションサッカーを磨き上げてきました。昨シーズン、アルベル監督はFC東京に引き抜かれましたが、後を継いだ松橋力蔵(まつはし りきぞう)監督により、さらに進化し昨シーズンはJ2で堂々たる結果を残し、まさに万全の状態で6年ぶりにJ1の舞台に帰ってきました。
今シーズンは1勝2分で7位と上々のスタートを切っています。アルビレックス新潟のサッカーがJ1でどこまで通用するのか注目です。

11,名古屋グランパス

名古屋グランパスは名古屋市、豊田市を中心とする愛知県全域をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムは豊田スタジアム

チームの特徴としては
・守りには定評があり、Jリーグ屈指の守備は簡単には崩れない
・永井、マテウス、ユンカーの3トップによる攻撃力で得点を取る

名古屋グランパスは固い守備を誇るチームで昨シーズンの失点数は35点と優勝したマリノスに並び、Jリーグ最少失点です。一方で課題である得点力不足を補うために浦和レッズからキャスパー・ユンカーを獲得。永井、マテウス、ユンカーという速さ、上手さ、力強さを兼ね備える3トップを作り上げました。
3人とも個人技がある選手なので、試合を観るときには彼らを中心に観るとより楽しめると思います。

12,京都サンガF.C.

京都サンガF.C.は京都府京都市、宇治市、城陽市、向日市、長岡京市、京田辺市、木津川市、亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、舞鶴市、綾部市、八幡市をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムはサンガスタジアム by KYOCERA。

チームの特徴としては
・曹貴裁(チョウ・キジェ)監督の元で攻守で運動量豊富なサッカーをしている
・パトリックや平戸などの力のある新戦力が補強された

京都サンガは昨シーズン序盤は好調な滑り出しを見せるも各チームの対策にあい、徐々に勝てなくなり最終的にはJ1参入プレーオフに巻き込まれました。
そこでロアッソ熊本相手に勝利しJ1残留を果たしました。
今シーズンの目標は残留争いに巻き込まれずに上位に行くこと。そのためには補強された新戦力であるパトリック選手や平戸大貴(ひらと たいき)選手の活躍が不可欠です。不死鳥は再びJ1の舞台で大きく羽ばたけるのか注目です。


13,ガンバ大阪

ガンバ大阪は大阪府吹田市、茨木市、高槻市、豊中市、池田市、摂津市、箕面市をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムはパナソニックスタジアム吹田。ちなみに「ガンバ」はイタリア語で「脚」という意味です。

チームの特徴として
・2014年には三冠を達成した強豪クラブ
・今シーズンはダニエル・ポヤトス新監督の元、新しいサッカーを構築していくシーズンとなる

昨シーズンは片野坂(かたのさか)監督の元で攻撃的なサッカーを目指しましたが、上手くいかず片野坂監督はシーズン途中で解任、急遽就任した松田浩(まつだ ひろし)監督が守備的なサッカーでJ1残留できました。
今シーズンから徳島ヴォルティスを率いていたポヤトス監督の元で再出発していきます。

14,セレッソ大阪

セレッソ大阪は大阪府大阪市、堺市をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムはヤンマースタジアム長居。ガンバ大阪は大阪の北を拠点とし、セレッソ大阪は大阪の南を拠点として大阪を二分しています。セレッソとはスペイン語で「桜」を意味しており、チームカラーのピンクはそこからきています。  

チームの特徴として
・攻守において安定して柔軟なサッカーができる
・誰が出ても活躍できるチーム力はJリーグでも屈指

セレッソ大阪は昨シーズンリーグ5位、ルヴァンカップでは決勝進出と安定した強さを見せました。今シーズンはそこから更に進化して勝ち切る、タイトルを取る事を目標として、日本代表で10番をつけていた香川真司(かがわ しんじ)選手やブラジル人ストライカーのレオ・セアラを獲得しました。
セレッソには清武弘嗣(きよたけ ひろし)選手をはじめとしたテクニックある選手が多数います。新戦力と合わさり攻守に安定したサッカーがより進化し、タイトルを獲得できるか。大阪の桜は満開になるのか。注目です。


15,ヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸は兵庫県神戸市をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムはノエビアスタジアム神戸

チームの特徴として
・Jリーグ屈指の資金力と多くの代表クラスの選手を誇る
・イニエスタという世界最高の司令塔がいる

ヴィッセル神戸は楽天の代表取締役である三木谷浩史(みきたに ひろし)氏がオーナーをしているチームで神戸は彼の支えによりJリーグでも名古屋グランパスと並ぶ資金力のあるクラブとなっています。そんなヴィッセル神戸のシンボルとなっているのが、アンドレス・イニエスタ選手です。彼はスペイン代表とバルセロナで長く活躍していた世界最高のパサー・司令塔です。またイニエスタ以外にも大迫 勇也(おおさこ ゆうや)、武藤 嘉紀(むとう よしのり)、山口 蛍(やまぐち ほたる)、酒井 高徳(さかい ごうとく)など、日本代表で活躍した選手が多数在籍しています。Jリーグ屈指のタレント軍団、それがヴィッセル神戸の大きな特徴です。成績不振に苦しんだ昨シーズンから打って変わって、今シーズンは3連勝と最高のスタートダッシュを切っています。Jリーグ最高の戦力を誇るヴィッセル神戸は今シーズンも話題の中心となるでしょう。
 

16,サンフレッチェ広島

サンフレッチェ広島は広島県広島市をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムはエディオンスタジアム広島。

チームの特徴として
・現日本代表森保一(もりやす はじめ)監督のもと、2012年、2013年、2015年にリーグ優勝をしている
・ミヒャエル・スキッべ監督の元、リーグ戦3位、ルヴァンカップと天皇杯はファイナルまで勝ち進み、ルヴァンカップは初制覇をして充実した1年となった

2022年に就任したスキッベ監督が見せたハイプレス&ショートカウンターサッカーによるサンフレッチェの躍進は昨シーズンのJリーグでも大きな話題となりました。スキッベ監督のサッカーと満田誠(みつた まこと)選手をはじめとした若手の活躍や日本代表の佐々木翔(ささき しょう)選手のベテラン勢の奮戦が見事に噛み合い、このような結果となったと言えます。
今シーズンはスキッベ監督が戦術を更に磨き上げて、昨シーズンに取れなかったリーグ優勝、天皇杯を狙っていきます。
今年も新たな若手が活躍するのか、楽しみなサポーターは多いでしょう。


17,アビスパ福岡

アビスパ福岡は福岡県福岡市をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムはベスト電器スタジアム。

チームの特徴として
・長谷部茂利(はせべ しげとし)監督の作り上げた組織的な守備でJ1を戦い抜いてきた
・ルキアンやウェリントンといったフィジカルの強いストライカーがいる

アビスパ福岡は昨シーズン、ルヴァンカップで初のベスト4に入るもリーグ戦では勝てない時が続き、最終的には14位という結果になりました。
長谷部監督の作り上げる組織的な守備はJ1の強豪クラブも手を焼くほどの固さである一方で得点力に課題があります。
前線にはパワーのあるルキアン選手やスピードに優れた金森健志(かなもり たけし)選手がいます。今シーズン、新戦力としてやってきたウェリントン選手や佐藤凌我(さとう りょうが)選手が既存戦力と合わさり、攻撃面でも違いを見せる事ができるかが期待されます。

 18,サガン鳥栖

サガン鳥栖は佐賀県鳥栖市をホームタウンとするチームです。ホームスタジアムは駅前不動産スタジアム。

チームの特徴として
・川井監督のもとハードワークとポゼッションを合わせて魅せるサッカーを目指している
・特定の選手に頼らず、チーム全員が点を取れるサッカーをする

昨シーズンサガン鳥栖は多くの選手を引き抜かれて降格候補筆頭でした。しかし、シーズンが始まると川井監督のロジカルで効率的なサッカーで多くの相手に魅せるサッカーをして早々とJ1残留を決めました。
今シーズンは課題である決定的を「チャンスをより多く作ること」で解決していこうとしています。特定の選手に頼らず、誰もが点を狙えるサッカーで上位進出を狙っていきます。フットボールサイエンティストの異名を持つ川井監督の見せるサッカーに注目です。



サッカー観戦の方法

今回のコラボではスタジアムイベントもあるということで「サッカー観戦をしたい!」というにじさんじリスナーは多いかと思います。
しかし、サッカーについて全く知らない人にスタジアム観戦は少しハードルが高い部分もあるかもしれません。
今回はそんな方に向けて、スタジアム観戦ってどういう風にしたらいいのかを私なりにまとめてみたので、サッカー観戦をする時の参考の1つにして貰えればと思います。

チケットの買い方

ここからは具体的に流れに沿って説明します。
まずは「Jリーグチケット」と検索してJリーグチケット公式サイトに入ってください。

ここで見たいチームのエンブレムをクリックしてください。
例ではガンバ大阪をクリックします。

ここから見たい試合のチケット購入のところをクリックします。
例では3月18日のホーム北海道コンサドーレ札幌をクリックします。


このようにスタジアムの座席表が出てきました。
ここで気をつけてもらいたいポイントは、ここはガンバ大阪のホームであるため対戦相手のコンサドーレを応援したい場合は左の注意書きにもある通り、「ビジター自由席」「カテゴリー4ミックス」「カテゴリー4ミックスフロントビュー」でしかできません。

赤丸の部分がアウェイであるコンサドーレサポーターが応援できる席になります。
ホームであるガンバ大阪の応援をしたい場合はこれ以外の席であればどこでも応援できます。

ただし、青丸の部分であるサポーターシートはいわゆる「ゴール裏」という熱心なサポーターが立って声を出して応援しているエリアのため、初観戦でのハードルが高い場所かもしれません。

私個人としてのオススメは上の場合は、カテゴリー4やカテゴリー5のような少し離れて座って観れる席です。
ここら辺の席なら、座ってスタジアムグルメを食べながら試合を観る事ができます。イメージとしてスタジアムの真ん中あたりの席は大体のスタジアムは座って観れます。

※スタジアムごとに異なる場合があるので、チケットを購入する際には注意事項をよく読んだ上で購入してください。

ではここから、カテゴリー5の席を買うとして進めていきます。

カテゴリー5をクリックし、チケットの形式を選択します


座席指定を聞かれるので、座席指定をするをクリックします。

エリア選択が出てくるので、例では12をクリックします(カテゴリー5なので、指定ができるのは11,12,13の部分です)


ブロック選択の画面が出るので、例ではC31をクリックします。


青い点がまだ空いている席なので、座りたい青い点をクリックします。


C31の6列9番の席を指定しました。
現地で席を探す時はこのブロック、列、番を参考にしてください。


ここから購入画面へと進んでいきます。

これが座席を買う際の流れの一例です。
あくまでも一例なので、これが絶対というわけではありません。
座席を買いたいけど、分からないという際の参考の1つにしてもらえたら幸いです。

スタジアム観戦の注意点

注意点と仰々しく書きましたが、サッカーを見る際の注意点はそれほどありません。
ただ気をつけてほしいのは、上にも書いた通りアウェイチームの応援ができる場所は限られていて、そこでしか応援できないということとそれぞれのスタジアムの観戦ルールに従うこと。
大きく言うとこの2点をキチンと守ればまず大丈夫かと思います。

チケット購入の画面でも出てきましたが、今シーズンからJリーグは声出し応援が可能となっていて、マスクの着用も現段階では個人の意思を尊重しています。

それぞれのルールをキチンと守り、楽しいサッカー観戦をしていきましょう!

それと私がよく聞かれるのが「ユニフォームは着た方がいいの?」ということです。どっちでもいいです。

先にも言った通りホームのゴール裏やアウェイのゴール裏はチームを勝たせるために応援する人たちのための席なのでそこの人たちはユニフォームを着用していますが、初観戦でゆるく観たいという方はいつもの普段着で問題ありません。
Jリーグは親子連れや女性も楽しく安全に試合観戦ができる事が大きな強みであり、女性の1人観戦も大歓迎です。
ユニフォームは試合を観て、また観たい、応援しに来たい、好きな選手ができたとなったら買ってもらっても大丈夫です。
あまり固く考えなくて大丈夫なので、まずはスタジアム観戦の雰囲気を楽しんでください。


スタジアム観戦の見どころ

美味しいスタジアムグルメがある

Jリーグのスタジアムにはそれぞれ自慢のスタジアムグルメ(通称スタグル)があります。
例えば、葛葉とコラボする鹿島アントラーズのスタグルは

ロールベーコン400円
もつ煮込み大600円

などがあります。
ちなみにどちらもめちゃくちゃ美味しいです。
スタジアムに行った際には、ぜひ美味しいスタグルも合わせて堪能してください。

楽しいイベント

Jリーグの各クラブは色んなお客さんを呼ぶためにさまざまなコラボイベントをしています。
アニメ、漫画、ミュージシャン、色んなジャンルとコラボしています。
一例を挙げると水戸ホーリーホックはガルパンとコラボしたり、川崎フロンターレは川崎出身のバンドSHISHAMOとコラボしたりしています。

クラブごとに色々な楽しいイベントをしているので、そちらも合わせて楽しんでください。



Jリーグの課題とにじさんじの可能性


Jリーグは現在、コロナの影響でどのチームも集客数が減っており、どのようにして新しいお客さんを呼ぶかが課題となっています。

今回のJリーグとにじさんじのコラボはJリーグにとって新たな客層の開拓のチャンスなのです。

Jリーグの主な客層は家族連れや中高年層が多く、にじさんじは若い世代、特に女性も多くファンがいて、客層が全く異なります。

にじさんじとJリーグのコラボで初めてJリーグを知った、興味を持ったという方も多いかと思います。

私が今回Jリーグの紹介記事を書いたのは、Jリーグ(推しチーム)にとっても大きなチャンスだからでもあります。
Jリーグを見続けて11年、にじさんじを見続けて5年、両方を見てきたからこそ、にじさんじの影響力の凄さは骨の髄まで理解しています。

「サッカー観てみたいけど、どうしようかな」
「グッズ欲しいけど、サッカー観戦難しそうだな」

ぜひ来てください!!!!!!!!

クラブを応援しているJリーグサポーターは新規のお客さんを呼ぶこと(特に若い女性)の大変さは嫌になるほど分かっています。

分からない事があれば、#にじJ1クラブコラボや各チームのタグを入れてツイートしてください。私のようなお節介なJリーグサポーターが勝手に色々教えます笑

今回のコラボで新しいお客さんスタジアムを訪れ、1人でも多くチームに興味を持ってサポーターになってくれたら、Jリーグ側としては大成功です。 
もしスタジアムに行った際はもうガンガンにツイートしてください。

正直に言うとJリーグや各クラブの営業はまだにじさんじの影響力の凄さを理解しきれていない面があります。
Vtuberという文化自体、まだ歴史の浅い文化なので、プロスポーツの営業が理解できない部分があるのは仕方ないとは思いますが、両方を知っている私としてはあまりに勿体なく感じています。

今回このような記事を書いたのも、Jリーグもにじさんじも大きな可能性があり、それが最高の方向に転がる一助になればと思ったからです。

今回のコラボで1人でも多くのにじさんじリスナーが推しを通して、Jリーグを知って興味を持ってもらえたら幸いです。
このコラボにより、にじさんじ、Jリーグ双方がより良い関係となり、にじさんじリスナー、Jリーグサポーターみんなが最高のコラボとなる事を祈っております。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!!










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?