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ドラえもんがメタバース進出 毎日7千万人が遊ぶRoblox上にレースゲームを公開

日経新聞のこちらの記事。

ロブロックスはスマートフォンやパソコンから遊べて、ゲームを作り楽しむ子供たちが集まる世界最大級のメタバースだ。23年9月末時点の利用者は毎日7000万人と、3年で倍増した。自由に出入りできる「空間」は550万種類あり、大部分は「クリエーター」と呼ばれる利用者自身が3Dのプログラムを駆使して自作している。

ロブロックスの企業自体は、コンテンツを開発して遊ぶ基盤を提供するプラットフォーマーだ。ゲーム内通貨を介して、利用者が自作したアバターのアイテムや開発を簡易にするキットも取引されており、同社が一部を収益として得る。直近1年間の売上高は26億ドル(約3800億円)と、前年同期比で19%増えた。

Robloxは、よく「YouTubeのメタバース版」と評されます。ユーザーの大半がα世代と呼ばれる10代の若者達。アニメであるドラえもんも、そうした若者たちにきちんとアプローチしておかないと、存在感を失ってしまうとの危機感から進出を決めたとのこと。

少し話が逸れますが、先日、Voicyパーソナリティの木下斉さんが「団塊ジュニア世代の教育虐待から我々が学ぶべきこと」という放送の中で、ドラえもんは、今の時代の価値観に照らし合わせると、かなりヤバイという話をされていました。

のび太は、あれだけ毎回0点をとるということは、境界知能や発達障害というレベルで、それに対してのび太のママが、執拗に「勉強しなさい」というのは教育虐待である。ジャイアンの暴力は完全アウトだし、ジャイアンの母親に至っては児童虐待そのものであると。

今まで、そんな風に考えたことなかったですが、確かにおっしゃる通りですね。時代によって価値観が変わるという典型例です。

話を、Robloxに戻します。記事後半で、Roblox上に「自動運転ゲーム」を立ち上げ、月数十万円稼ぐ高校生の事例が紹介されています。今、首都高速の際現に挑んでいるとのこと。

そんな風に、ゲームクリエイターの方々が、各人の関心に応じてRoblox内に風景や建造物を再現していったら、いつの日か、世界がまるごとRoblox内に再現される日が来るかも知れないと考えると、わくわくしますね。

以前、「フォートナイトこそメタバースの本命か」という記事を公開しましたが、今後、メタバースゲームに2トップであるフォートナイトとRobloxがメタバースをけん引していくことになりそうです。

Metagri研究所代表の農情人さんも、本件、今朝のスタンドFMで解説されていましたので、ご紹介させて頂きます。


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