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とっくの昔にミスチル桜井さんが100万倍カッコよく素敵に歌ってくれてる問題

「あれ…この言い回しどっかで見たことある気がするな…」
文章を書いてる途中で不安になってググること、ありませんか?
僕はたまにあります。嘘です。結構よくあります。

もしも似たような言い回しの文章を見つけてしまったら、頭の中にいるASIAN KUNG-FU GENERATIONのゴッチが「消してぇぇぇぇぇ!リライトしてぇぇぇぇぇ!!!」と叫んでくる。

他にも曖昧だけど透明感と芯のある言葉を書こうとするとスピッツ草野さんの顔が浮かぶし、好きな子へのラブレターみたいで恥ずかしくなったら前髪長すぎな藤原基央がこっちを見ている気がするし、最高なライムがキマったと思ったらR-指定がフリースタイルダンジョンで昔ヤッてたり。うわぁぁぁと叫びたいようなことは峯田が全裸で叫んでくれてる。

星野源も米津玄師も野田洋次郎も川谷絵音もサカナクション山口一郎も、本当にすごさがすごくてヤバさがヤバい本当に。

音楽が好きで、詳しいかは別問題ね、子どもの頃からたくさん聴いてきたから、もう自分の一部になってるんだろうな。人によっては映画だったり小説だったり、そういうもんなんだろうか。

note書いてる人ってみんな言葉の魔術師ばっかりで、僕みたいな貧弱な感覚は無いんですかね?100%オリジナルだぜ!ごきげんだぜっ!みたいな。

まぁ日本語が誕生したのは5世紀頃(諸説アリ)と言われてるし、オリジナルなんてもう存在しないのかもしれないけど、みんなどう折り合いをつけてるんだろう。気になる。

話を戻すと、いや道筋なんてない話なんだけど、「とっくの昔に桜井さんが100万倍カッコよく素敵に歌ってくれてる問題」に直面してるんです。

知ってる?Mr.Childrenって最強のバンド。知らなかったら聴いてみて、オススメだから。人生も葛藤も青春も恋愛も、名曲ばかり。オールスター。

桜井さんって名曲の『innocent world』『Tomorrow never knows』作ったの24歳の時なんですって。僕が24歳の時なんて「税金高すぎだろ」くらいしか言ってなかったのに。

『Over』って曲のこの歌詞なんて、心当たり無い男いるの?ってレベル。

顔のわりに小さな胸や 少し鼻にかかるその声も

なんかもう自分が言いたいこととか書きたいことって桜井さんが歌ってるし、曲紹介したらそれで終りじゃね?みたいに気持ちがやさぐれる。でもさぁ。

「とっくの昔に桜井さんが100万倍カッコよく素敵に歌ってくれてる」VS「でもそれは書かない理由になってないだろ」のシーソーゲーム

桜井さんみたいに日本国民全員を震えさせるようなことは言えないけど、書きたいから書くしかないじゃん。
高ければ高い壁の方が登った時気持ちよさそうだし。あーくそぅ。

似たようなフレーズをさも自分のオリジナルみたいな顔で書くのはしない。好きなように書くし、下手でも書くよ。少しぐらいはみだしたっていいや。ああーくっそーーー。誰か一緒にカラオケ行こうーーーーー。


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