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MTGスタンダードOTJ環境4週目

・始めに

5/10,5/11,5/12に行われたMOチャレンジをまとめたものです。

スタンダード環境について考えるため以下の点などから、MOチャレンジの結果をまとめています。
・毎週開催で安定して結果を確保しやすい
・同じくらいの規模の大会結果を蓄積しやすい

環境の変化が目で見えるようなもの、見返しやすいものが欲しいなと思ったので、とりあえず自分でやってみています。
色々と試行錯誤中なのでアドバイス等あればよろしくお願いします。

・前回記事分の結果

前回分のベスト32まとめが上の図。
また前週分の記事がこちら

・OTJ環境4週目の結果と感想

先週の覇者WUコントロールは今週も順調。同じく先週よかったRUGランプが僅差で今週のトップ勢力です。2週続いて活躍してるこの辺のデッキはしばらくは安泰そうな気がします。
先週使用者は多かったがあまり結果が出なかった5c版図ランプは今週順当に数を減らしていますね。

今週のチャレンジ優勝はWUコントロールRUGランプWUBコントロール
今週注目はWUとUBの2つのコントロールを良い所取りしたWUBコントロールです。この場合全除去は《死人に口無し》が優先されるんですね。

ベスト8にマナ加速から《密輸人の驚き》で大型クリーチャーを踏み倒す新デッキRGランプが入っています。《峰の恐怖》《早駆ける業火、カラミティ》なども入っていてサンダージャンクション欲張り構築という感じがしますね。

・1か月分まとめたデータ

『サンダー・ジャンクションの無法者』1か月分たまったので、前期『カルロフ邸殺人事件』最後の1か月分と比較してみます。

前期と比較すると、UBミッドレンジの衰退、WUコントロールの増加、赤単アグロも割と調子いい辺りが見えやすい変化ですね。前期と比べてデッキがすごくばらけている様に見えますが、それは環境初期というのもあるでしょう。

カルロフ邸で《喝破》によって環境に出てきたWUコントロール。結局カルロフ邸では途中から失速してしまいましたが、今期は選択肢付き確定カウンター《三歩先》の登場で復活しました。リベンジなるか。

赤単アグロの一番大きな変化は《ウラブラスクの溶鉱炉》のメイン採用でしょうか。上位に入っている赤単アグロにはほぼ確定で入っていて構築が固まったような感じがしますね。
新カードも《焦熱の射撃》《精鋭射手団の目立ちたがり》など粒揃いで強化されています。

全体的には新カードは少なめで既存のデッキはそのままに、新カードの恩恵を大きく受けれた数少ないデッキのWUコントロール赤単アグロが上昇して上位層と対等に戦えるようになった感じですね。
4c伝説なんかも以前からずっと細々と存在はしていましたが《正直者のラトスタイン》の登場によってグラフに出てくるぐらいには強化されています。

どうしても新デッキがポンと出てくるというのは難しい。本当によく前期にRUGランプが出てきたよ。

推移をグラフにして見るとWUBミッドレンジがスタートダッシュを決めているのがよくわかりますね。その後は徐々に右肩下がりですが今週で持ち直しています。
序盤にピークが来ているのはサンダージャンクションで土地事情が改善されたWR召集アグロも同じですね。《一時的封鎖》に加えて《害獣駆除》がサイドに入るようになったのが失速の原因でしょうか。
ここ2週はWUコントロールのターンが回ってきていますね。一番最新のチャレンジで数が減っているのが気になりますが今後の動きに注目です。

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