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【予想】天皇賞・秋

予想と見解

◎ ドウデュース
○ イクイノックス
▲ ガイアフォース

これほどワクワクするレースはいつぶりだろうか。スターズオンアースの回避は大変残念だったが、それでもこの高いレベルの頂上決戦を実現させてくれる11頭とその関係者に感謝をしつつ明日の天皇賞・秋を楽しみたい。
馬券としては上手く儲けるのが非常に難しそうで、絞ることが試されるレースと言えそうだ。

本命はドウデュースとする。
まず、本命は確実に馬券内に来る馬を指名するべきか、頭に来る馬を指名するべきか、この馬に関しては後者のつもりでつけた。しかし、この頭数の少なさは中団~後方から競馬を進める同馬にとっては追い風で、単に頭候補ではなく馬券内の確実さも十分あると考える。
先週の菊花賞の予想記事おいて、本来苦戦傾向のダービーから直行のタスティエーラを本命にしたが、昨今の競馬において、もう休み明けというのはマイナスではない。むしろ、消耗してないフレッシュな状態こそ、昨今の競馬で求められるコンディションであり、タスティエーラはしっかり2着に来た。
ドウデュースも前走ドバイで跛行により取消、今回は京都記念以来の実戦となるが、ノーザンファーム空港で4月から9月まで調整されていたようで陣営のインタビューや調教での走りっぷりを見ても全く問題はなさそうだ。
そして東京2000mの舞台だが、もともとマイルでGIを勝ち、ダービーの2400mでイクイノックスを倒しただけに、その中間なら文句なしだろうが、もっと言うと今のマッチョな体型(500キロ強)はハーツクライ産駒の中でもジャスタウェイやサリオスのように2400mよりも2000mこそで真価を発揮出来そうな気がする。
(長距離で活躍したシュヴァルグランは470キロ前後)
イクイノックスの成長ばかりが比較材料にされるが、ハーツクライの成長曲線は忘れてはならない。
そして鞍上の武豊騎手はこの記事で掲載した通り、2000mに強い騎手であることも心強い。

相手はイクイノックスとする。
さすがに昨年の覇者で適性は証明済み、明らかに舞台最適ではなかった宝塚記念でも勝利、おまけにトラブル要素が少ない少頭数であれば馬券内は確実だろう。
ドウデュースより下の評価をつけたが、もう2頭の優劣は正直明日走ってみないとわからない。
もうこれはジンクス的な要素となるが、天皇賞・秋(2000m)の連覇は結構高い壁で、シンボリクリスエスとアーモンドアイのみ。
理屈で考えればイクイノックス優勢だろうが、長年競馬を観てきた勘を働かせると、何となく2着の予感がしてしまう。

あとはガイアフォースを3番手に指名して、以上とする。
このあたりは後ほどの買い目に出てくるが、3連系の馬券を本命ドウデュース、対抗イクイノックスから数頭に流しても、ほぼ元返しで下手したらマイナスも有りうる。
であれば、2頭の馬連とワイドを勝負馬券とし、ホームラン狙いの3連複を1点のみ買う作戦でいくことにした。

さて、ガイアフォースだがセントライト記念でアスクビクターモアを捩じ伏せ、菊花賞はさすがに距離が長すぎたが、AJCCで5着のあとはマイル路線へ。
勝つことは出来なかったが、マイラーズCと安田記念ではシュネルマイスターと差のない競馬を披露。
特に安田記念は非常にレベルが高く、ソングライン、セリフォス、シュネルマイスターに続く4着は、ジャックドール、レッドモンレーヴ、ソダシに先着してのもので、非常に強い内容。
そして距離を戻してオールカマーでは5着に敗れたが今回は2000m。
この2000mはずば抜けた持ちタイム(1.56.8)を有しており、ベストな距離の可能性が高い。
クロフネの血はこの舞台ではアエロリット、ステファノスらが好走しており、いかにもな雰囲気を血統からも醸し出している。
デビュー戦で負けたドウデュースとの久々の対戦に最も燃えているのは同期のガイアフォースかもしれない。

買い目

馬連3-7 ※本線
ワイド3-7 ※本線
馬連5-7
馬連3-5
3連複3-5-7
馬単3→7

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