見出し画像

テキーラと傷と平岸

ビール
テキーラソーダ割
テキーラソーダ割
テキーラソーダ割
日本酒
テキーラソーダ割
テキーラソーダ割
ジントニック
テキーラ原液
翠ジンソーダ
テキーラソーダ割
テキーラソーダ割


昨日の18:00~23:30の間に飲んだアルコールである。
場所は平岸のApple Lodge、からのDarumaHall。

人は、DarumaHallの支配人(?)である神代社長と吉本の社員さんとジャンゴ。

Apple Lodgeはとても素敵な空間で、赤レンガの壁に囲まれた温かな空間と、大正の機運を感じさせるインテリアの数々。

なんといっても、料理が絶品。きのこのクリームパスタを食べた瞬間、ものぐるほしけれ状態。
赤ワインで煮込んだ素敵な食感と芳醇で味染み染みの豚肉も今思い出すだけで、多幸感の渦に包まれる。
神代社長が自分で打った二八蕎麦も、がち舌鼓。最高だった。
これが美食である。

かつ、神代社長がテキーラがお好きだということで、僕も一緒に飲ませていただいた。
最終的に飲ませていただいたテキーラは、エラドゥーラプラダ、カークランド アネホ、サウザー100だ。
一般にテキーラと聞くと、なにやら不穏な空気を感じるかもしれないが、AppleLodgeで出てくるテキーラは、そうではない。並外れている。
まず、20度前後のという温度の中で丁寧に保存管理されており、お酒の作り方も非常に丁寧であるため、おいしく飲める。
飲んだ瞬間に、テキーラの印象がガラッと変わるのは間違いない。
そもそもテキーラは、その原料であるアガベの原産地、メキシコが管理するお酒であり、品質や値段がある程度保たれている。
なので、本来的には体にいいお酒なのだ。あのクラブなどでショットで飲むテキーラは、あまり状態のよくないもので、それでよくないイメージが付帯しているのだろう。
と、ここまでの話は完全に神代社長から聞いたお話の受け売りである。

テキーラをおいしく飲んでみたい方は、ぜひAppleLodgeへ行くべきだ。特に、カークランド アネホは本当に香り豊かで甘い。テキーラかと疑うほど飲みやすい。そして、それが悲劇を招く。


冒頭にも列挙したように、2024年に入ってから一番お酒を飲んだ。
お酒が飲みやすく美味しいこと、神代社長がお酒をどんどん作ってくださること、料理がおいしかったこと、などさまざまな要因が積み重なり、大量飲酒。
ここ半年くらいはお酒の量をセーブしていたのも相まって、完全に酔った。飲んでいるときは気づかなかった。

僕の一つの基準として、「これ以上飲んだら前後不覚に陥るだろうな」の境目は、「お酒がまずく感じ始めたら」である。(昔負ったやけどの傷が赤くなる、という別の基準もあるが、最近、治り始めたので割愛)
そして、昨日のお酒はずっと美味しかった。これが善良な罠である。お酒がそもそもおいしすぎた。

神代社長と吉本の社員さんと解散し、ジャンゴとたおかを食べているときに、終電を逃した。平岸である。僕の家まで歩いておよそ2時間。詰んでいる。タクシー一択。

しかし、僕はなぜか、走って帰ることを決断した。ここからは断片的な記憶しかない。

走馬灯のように覚えているのは、とにかく走って帰ったこと。全力疾走。そして、15分くらい走った後に、方向が逆だったことに気づいたこと。絶望したこと。そこで、気晴らしにXで電人バンドに喧嘩を売ったこと。再び走り始めたこと。大転倒したこと。ズボンがやぶけ、小学生みたいな大きめの傷が膝にできたこと。そのままの足で銀だこを買ったこと。UTAGEあたりでタクシーに乗ったこと。1550円だったこと。傷に絆創膏を貼ったこと。

次の日、目が覚めると、二日酔いは微弱。
それよりも、連日の飲酒や食べ物により、痛めつけられた胃がSOSの旗を揚げていた。反省。
久々の大量飲酒で、素敵なお酒や食事、人と出会うことができたが、ズボンを一着失って、傷が一つ増えた。

また、お酒をしっかりセーブしながら、健康に、健やかに、太陽に感謝できるような生き方をしていくことを誓う。

Apple Lodgeは本当に心の底からおすすめです。


P.S. ちなみに、ジャンゴ君は僕とは別で歩いて帰ったらしいが、今、もともと悪かった腰が悲鳴を上げていて歩けないらしい><

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?