見出し画像

コロナに感染した時の話

最近、息子が幼稚園に入った関係で、毎日いろんなことが起き、息子がネタの宝庫と化しています。


でも私は一つのテーマだけ書き続けるのが嫌なので、今日は先月末にコロナに感染した時の話を書きます。


主な症状


関節痛、発熱、喉の痛みでした。


特に初日の関節痛がひどすぎて、本気で泣くレベルでした。


病院の駐車場から発熱外来の入り口に移動する際、太ももが痛すぎるあまり、ガニ股でゆっくりとしか歩けませんでした。


もちろんいろんな人の視線を感じました。


幸いなことに味覚障害は出ませんでしたが、食欲がなくなりました。


一人前の量を食べられるようになるまでに、10日くらいかかりました。


やらかしたこと

実は発熱した日、ある発表会で合唱や声楽の伴奏をすることになっていました。


約20人を本番当日に路頭に迷わせました。

学生の時から今まで、本番をドタキャンなんて絶対にしないできたのに…


あともう一つ、夫と息子は無症状だったので、協議の結果、息子を私の実家で預かってもらうことになりました。


しかし、実家に行った日の夜中に息子も発熱し、コロナ陽性となってしまいました。


高齢者ばかりの世帯に爆弾を送り込むという最低なことをしてしまいました。


しかも実家は田舎なので、もしこれがコロナ禍の始まった頃だったらとんでもない騒ぎになって、尾ひれもついて大変なことになっていたと思います。


結果的に実家の両親と祖母は無事でした。


隔離中の娯楽①

自宅では、テレビのない部屋で隔離生活を送りました。


なので、いつも聴いているradikoがいつにも増して大活躍でした。


朝から夕方までは主に岩手のIBCラジオ、夜は沖縄のRBCiラジオと四国放送の「バンリク」、23時以降は安定のNHKラジオ深夜便をつけていました。


ちなみにIBCラジオを聴いていると、よく「忠犬立ハチ高の"レディ高"」という番組のCMがかかるので、気になって聴いてみたらおもしろくて、これからも聴くことにしました。


忠犬立ハチ高は岩手出身の女性お笑いコンビですが、ネットで検索していたらメンバーの王坂さんがnoteで記事を書いていました。


読んでみたら、私が好きなテイストの文章でした。


面白さのツボが私と同じ人は、きっと好きだと思います。


隔離中の娯楽②

熱が下がって起きていられる時間が出てくると、iPadで動画を観るようになりました。


NHKプラスのリアルタイム配信を利用すればテレビと同じようにその日の番組が観られ、リビングで過ごしているかのような気分を味わえることに気づき、朝や午後の情報番組を流し見しました。


あと、田辺さん(ぼる塾)のYouTubeが気になったので観てみたら面白くてクセになりました。


自宅でスイーツを食べたり、買った化粧品を紹介していたりと、ごく普通の内容ですが、田辺さんがあまりにもリラックスしているというか終始テンションが低いので、具合が悪い時でも普通に観られました。


あとテロップのセンスが私好みでした。


観ていると田辺さんの家に遊びに言って話を聞いている気分になったので、隔離中の孤独が少し癒されました。


後遺症?

早いもので発症からもう1ヶ月たちますが、体調がいまだに悪いです。


だるいし、すぐ疲れるので長時間の家事や外出ができません。


まず、最初の療養期間の5日を過ぎても全く良くなる気配がなかったです。


だからってずっと寝ていてもダメだと思い、リハビリのつもりで家事をしたり近所を散歩したりして、ある程度は回復しましたが、その「ある程度」から先に進んでるんだか進んでないんだか…という感じです。


今は最低限の家事と、息子の幼稚園の準備や送り迎えを何とかやっている状態です。


日中は頻繁に横にならないとやっていられません。


ちなみに私が発症した日に伴奏する予定だった発表会の出演者の中で、4〜5人体調不良者が出ていたことがあとでわかりました。


検査してコロナだった人、軽いから病院すら行かなかった人、軽いから病院に行かないでいたら自分ではなく旦那さんがコロナになった人など色々いましたが、クラスターが起きたということですよね…


一部の方々とは本番の2日前に練習で会っているので、その時に感染した可能性が高いです。


だけど、みんなマスクをしたまま歌っていて、私はピアノの位置の都合から歌う人たちと結構離れて練習していたので、正直あの状況でそんなに広がったんだとしたら恐ろしいです。


とりあえず、5類になってから起こったのがせめてもの救いでしょうか…


ちなみに私以外の人たちはみんな軽症でした。


なぜ私だけ。


私の気合いが足りないのでしょうか。


本当はもっと頑張れるんじゃないでしょうか。


それを夫に言ったら「鬱の人の思考じゃん」と言われ、確かにそうだと思いましたが、でもどうしてこんなにズルズル不調を引きずってしまうのか自分でもわからないんです。


これは鬱になる人がいても仕方ないと思います。 


ていうか、こんなに人の体と心をむしばむウイルスって一体何なのでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?