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RPAの本を20冊読んでわかったこと~導入しない方がいい企業~

どーも。きよともです。

RPAについて思う事をポツポツ書いてます。

本読んでみて思ったこと。

機能面やメリット・デメリットについて書かれているが、
実際どんな企業が導入すべきか書いてない。

機械的な業務・ルーティンワークが多い場合などは書かれているが、
正直、そういった業務は探し出せば、どの会社でも少なからずあるはず。

費用対効果の話もあるので、そういった業務が多い事は大事だが、
それだけでなく、マインド的な部分も非常に大事だと思う。

言ってしまえば、「効率化についてどう考えるのか?」かなと

仕事柄RPAの導入に携わるが、よくある声として、

「自動化すれば従業員を減らせる?」
「従業員が雇わなくて済むなら導入したい」

と言われることが多々ある。

正直、そういうマインドの会社は導入しない方が良い。

言っている意味は分かるが、RPAでそれは出来ないからだ。

RPAは導入したら勝手のどんどん自動化するものではない。

自動化のプログラムを作る時間、学ぶ時間、
業務フローを見直したり、ルールを決めたりなど
何かと負荷がかかる。

RPAを入れるなら、むしろ人をしっかり整えてないと、
通常業務をカツカツでこなしがら、隙間時間でやるのは無理。

そういった負荷をかけてでも、導入するところの共通点は

「機械的な作業を人がやるなんてもったいない」

といったマインドを会社側が持っている事だと感じる。

人でもやれるけど、そんな仕事を人にさせるより、
もっと違うことに時間を使って欲しい。

その方が、結果的に会社にもプラスになる。

そういうマインドの会社は、導入時の負担を考慮しても、
「機械に任せられることは、機械に任せていこう」
と意欲的にRPAに取り組んでくれる。

自動化できそうな業務が多いか、少ないかより、
自動化する事に対して、どう考えているか非常に大事であり、
「従業員を減らしたい」
というマインドの企業は導入しない方が良いなと思います。

最後におすすめの本をご紹介

「RPAで成功する会社、失敗する会社」

成功事例よりも失敗事例が非常に大事だと思う。
成功事例はあまりあてにならないので、
上記の本は、きちんと失敗する面に目を向けてくれているので、
導入前に読んで欲しい一冊。

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