おかんの寝室が『変な部屋』らしかったから寝てみた話
「今日寝る部屋変わってくれへん?」
母からそう言われ、よくよく聞くと最近寝室に出るらしいことが分かった。
これでも認知心理学やってておばけとか思い込みやし、なんならヒトの方が怖いし(早口)
ということで昨夜、自分の寝室と変わってあげた。
で、朝を迎えた。出なかった。
どうせ出るなら枕元にめちゃくちゃセクシーなサキュバスとか、どタイプのスレンダー貞子とか、もしくはフレディとか、あるやろおいと思っていたからだろうか。煩悩はお化け的なのに効く。そんなことを友達から聞いたことがある。
友達が寺の息子をしていて、もうお経とかもあげられるくらいになったらしい。度々お祓い的なものに行くことがあるらしく、お数珠とか色々持って行くけど、極め付けはAVを爆音で流すらしい。アダルトなビデオの方のAVだ。
「煩悩はそういうのに効くねん」
飄々と言ってた友達は、素直にAVを見ることが出来なくなったらしい。飛び道具みたいにするなよ、和製コンスタンティンかお前は。
今夜も自分の寝室は帰ってこなさそう。また夢枕に何かがいたり、異音などが聞こえたら更新します。
では。
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