ぼくはラジオにはあまりなじみのない人生だったのですが、数年前からラジオが好きになりました。きっかけがラジオCMというのも変な話ですが、CMプランニングをしているとラジオの音だけで表現するいさぎよさにカッコよさを感じています。落語家や漫才師が身ひとつでやってきて話して爆笑をとる感じのカッコよさに近いかもしれません。今月のだれだってなれるん会の課題はラジオCMなのですが、どんな意見交換ができるか月末のZoom会がいまから楽しみです。
ラジオといってもポッドキャストがメインですが移動中によく聴いています。いろいろ聴きましたが、いちばん聴くのは『銀シャリのおトぎばなし』。最新回を聴く用のアプリと振り返り用のアプリを使いこなしています。鰻さんのバズ・ライトイヤーがきらいな理由、文珍師匠とのセスナの話、ヘアート、アースヒューマンなど独特な行動原理がはたらく鰻さんに橋本さんがおもしろがりながらツッコんでいる声がラジオ初心者のぼくにはとても親近感がもてたのかもしれません。橋本さんはコンセプトをかんがえることに向いてる方だなというのがぼくの印象で、例えツッコミとあたらしいコンセプトは考えかたが似ているところがあります。厳密には「おもしろい」と「笑える」にはちがいがあります。笑えるからおもしろいコンセプトになるわけではないし、おもしろいけど笑えないものもある。しかし、「その組み合わせはおもしろい！」には笑顔にさせる力をもっているものです。
ほんとは『川島明のねごと』でFUJIWARAの藤本さんがゲストの回で、天津飯大郎さんを交えた３人でCMのクイズを出し合っていて、その記録力がすごすぎるという話をしたかったのです。ぼくも職業柄くわしい方だと思うのですが、川島さんと藤本さんにはかなわないと思いました。知識がおもしろさにつながるのもまたコンセプチュアルですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。お時間が許すようでしたらメンバーシップをのぞいてみてください。
「だれだってなれるん会」は、コピーライティングやCMプランニングを楽しむ人たちのコミュニティです。他にも動画編集スキルアップコースもございます。
また現在「CMプランナー/コピーライターに、だれだってなれる講座」受付中です！
ご興味あればぜひ。