見出し画像

神道(しんとう)とブランディング

こういうと警戒されているのだけれど、宗教のお話。日本人は無宗教と思っている方が多いのかもしれませんが、神道の考えかたが根づいてるのではないでしょうか。神道とは森羅万象あらゆるものに神が宿る、神と自然が一体となっているという考えですね。八百万(やおよろず)の神というやつです。「おてんとさまが見てる」という教育もされていますよね。これも神道という考えかたなのだと思います。ぼくが神道について知ったのは、はずかしながら最近のことです。あぁこれはいちばん信じられるなぁと思ったし、知らずとも体や思想に染み込んでいる。
しかしSNSは神道をわすれさせることがあるようだ。それは次第に実生活でもわすれてしまうらしい。非人道的な言動をしたり、他人に必要以上にきびしくなってしまったり。それ、自分のなかでオーケーですか?あなたはそんなに立派なのですか?と疑問がうまれる。結局、宗教的な考えかたは判断基準は自分にある。とくに神道は。いえ、宗教自体そこまでくわしくないので、おそらくですが。
「自分の美学に反する」なんて言いかたがありますが、この美学って神道に通じると思う。結局は自分の判断基準のなかでオーケーかどうか。その判断基準が確立されているかどうか。再生回数よりも美学って大切だと思う。これ広告でもいえることなんです。広告はもちろん売るために広く告げる目的のものが多い。だけど売れればなんだっていいなんてことあります?企業としての美学や哲学よりも、流行りやバズを重視する企業を好きになれますか?でもこれが意外と多い。だから「ブランディング」が重要になっている。でもそんな「ブランディング」を便利な言葉として、あっちこっちで使われている。そういう便利な使いかたにまけないように「こちらも」と対抗してしまいがちなのだけれど、落ちついて正しいと信じる道を進めればいいのかもしれない。ほんとうのことを言うと選ばれないこともあるけれど、だからといって対抗してしまうと、おてんとさまとぼくがうれしくない。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。お時間が許すようでしたらメンバーシップをのぞいてみてください。
「だれだってなれるん会」は、コピーライティングやCMプランニングを楽しむ人たちのコミュニティです。他にも動画編集スキルアップコースもございます。
また現在「CMプランナー/コピーライターに、だれだってなれる講座」受付中です!
ご興味あればぜひ。

ここから先は

0字

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?