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おもてなし文化のないぼくの精一杯のおもてなし

きのうは友人ふたりが家にきた。もともとは妻の高校時代の同級生なのだけれど、先日ここにも書いた「ラ・ラ・レッスン」のメンバーとしてぼくも友だち付き合いをしている。お昼ご飯には近くのお店のパーティーセットを買って、たけのこの炊き込みご飯とホームベーカリーのパンを用意した。パンは朝たべたものの残りの全粒粉入りのパンと菓子パンのようにチョコチップのパンを用意して、焼きたてののにおいとともに楽しんでもらおうとした。このチョコチップのパンがダイシッパイ。いつもは夜に予約をしているだけど、朝焼きたての全粒粉入りのパンをたべて、その後すぐに仕込もうとしたらホームベーカリーが冷めてからでないと作れないらしい。そうか。と、1時間ほどまってから焼いた。ここでダイシッパイをしているのだけれど、もちろん気づくことなく焼きあがった。ぜんぜんふくらんでいない。強力粉やココアパウダーがかたまりになっていて、チョコチップも溶けてしまって跡形もない。せっかくいいところを見せようと張りきったのに、と青ざめていると気づいた。「ドライイースト」を入れ忘れていた。イースト菌が生地をふくらませ、パンにしているのだと改めて知った。頭ではわかっていたけれど、ないとこうなる。を知った。とても小さくて重いあたらしいお菓子のようなパンをみんなでたべて「これはこれでおいしい」と笑いました。
おもてなしの最後は、屋上の2種類のいちごを収穫してもらって食べ比べ。品種はもちろん、収穫時期によっても味がぜんぜんちがっておもしろかったです。自然にふれてもらうことが最大のおもてなしと思ってはいるのだけど、おもてなしに慣れていないぼくは、たくさん準備をしたのでした。あっという間に4時間くらいたっていて、あわてて帰っていきました。「また来てね」「また来るね」という本音の会話がぼくの人生であるだなんて思ってもみなかったな。人生に余裕ができてきたのかも。やっぱり不惑だな。

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