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5月4日:往復5時間半の山登り

こんばんは

昨日今日と実家に帰省していました。
酷い渋滞に巻き込まれ、先ほど(21:30ころ)帰宅したところです

今回の帰省にはいくつかのミッションがあり、その内の一つが「息子と二人で山登りをすること」でした。
子供の頃(ほんの40年前)毎年こどもの日に父と3兄妹で登った山です。
小学生でも登れた山なので、いっちょ子供にいいとこ見せてやるか、と無理やり誘って実施しました

高校進学し少し悩みのある様子の息子。

辛くても一歩一歩前に進んでいけば、いつかは頂上に辿り着くんだよ

そんなことを父の背中で教えるべく山登り開始。

・・・30分で子供の背中が見えなくなりました笑

きつかったーーーーー

数歩歩いては両ひざに手をつきゼーゼー呼吸し、
何度引き返そうと思ったことか。

心臓がドギンドギンと跳ねあがり、息が荒くなりすぎて喉が痛い

すれ違う人がいて足を止めると、勢いが止まってしまって次の一歩がとてつもなく重くなる

いやいやあかんあかん!

何食わぬ顔で子供に追いついて、よお、楽しめたかよ?とか澄まして言わねば!父の、強い父の背中を迷える我が子に・・・!

ゼハー、ゼハー・・・

おかしい

ネットには初級者向けコースと書いてあったのに

お年寄りやちびっ子と何度もすれ違ったということは、彼らでも登れるコースだと言うことなのに

ゼハー、ゼハー・・・

結局ゴールまで息子には追い付けず。
人でごった返す頂上の様子に臆して、少し手前でこちらをうかがっていた息子と合流し、ふたりでゴールインしました

天気がバツグンに良くて、最高に気持ちよかったです

山登りって、頂上がゴールではないんですよね。そこはただの折り返し地点。
下りとはいえここから同じ距離を進まなくてはなりません。当たり前ですが。

下りの方がきつかった
ちょっと膝が痛かったのでサポーターを履いていましたが、そんなのとっくにズレて足首のところまで落ちルーズソックスみたくなってるし、膝とモモへの衝撃が痛くて痛くて。
ああもう!
ジジイだなぁ!!!

子供ははるか先にいます。行きは登りなので足元を見ていて気付きませんでしたが、下りだと先を行く子供の様子が見えます。
子供は何度もこちらを振り返って様子を確認していました

ああ、そうか
そうやって行きも振り返って、着いてきてるか見てくれてたんだな

なんだかね、背中を見せるんだとか息巻いて連れ出したくせに、すっかり立場は逆になっていますね

情けないというより、はたと気づかされました

これまでもこんな場面があったんだろうな

年上である自分が優れている、うまくやれるから教えてやる、って思い上がりが、かえって足を引っ張っていることがある
そんなこと、わかってるつもりだったのだが。
今まさにそんな場面である。
にゃろう。生意気な!

辛くても、一歩一歩進んでいけばいつかは頂上に辿り着く。
山に教えられたのは今回は僕の方だったかもしれません。

しかしきつかった
一晩たってもふくらはぎとモモの筋肉痛がおさまらず、ろくに歩くこともできません💦
GW休みはあと2日
それまでに治るんでしょうか

さあもう寝ます
お疲れさまでした
皆さんも早く寝てください
また明日!

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(ナツジの漫画:Kindle本のおしらせ)


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