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ぶらぶら日記

おはよう日本

起きてカーテンを開けたら外にうっすら雪が積もっていた。
東京は「積雪1cm」というアホみたいに少量の雪でも交通が麻痺して大混乱に陥る。

おかげで昨日も中々の騒ぎとなっていたが、路面が凍結している今朝こそが本番だろう。
坂の多い地域にお住まいの方の安全を祈りつつ無慈悲に洗濯機を回す。


震えながら支度

部屋干しを終えて出掛ける支度を整える。
寒すぎるのでオシャレ1:防寒9の装い。
万が一、今日いきなり森崎ウィンに「これからデートしませんか?」と誘われたとしても100%断る自信がある。

ウィン、ごめんね。
今日はダメな日なの…。


寒すぎるんだが

雨が降っていたので玄関先で傘を取ろうとして傘立てを見た時、そういえば随分前にお気に入りの雨傘を捨てたんだった、ということに気付く。
ちなみに捨てたのはもう1年近く前の話だ。

取っ手部分の革がベロベロに剥がれてしまったので捨てたのだが、それ以来「出先で雨が降ってきた時に買おう」と決意したのにそういうタイミングが全く巡って来ない。
おかげで未だにビニ傘一本槍である。

仕方ないのでセブン生まれのビニ傘で出発。
外に出たことを後悔するような寒さで気分が萎え始める。
が、路肩に近所の子供が作ったとおぼしき雪だるまが並んでいてほっこりした。
見知らぬ子供よ、ありがとう。


日比谷線

去年末から、担当美容師の風早くんが店舗を移したり担当ネイリストのケイちゃんが拠点を変えたりしたので、日比谷線に乗る機会が格段に増えた。

電車に詳しいわけではないが、日比谷線の各駅発車メロディは他に比べて音が優しい感じがする。
山手線は「発車するぞ!早く乗れや!」という圧を感じるけれど、日比谷線は「発車しますよ~気を付けて~」というゆとりを感じるのだ。

銀座駅で「銀座の恋の物語」が流れるとつい脳内で口ずさんでしまう。


広尾を歩く

広尾駅に到着。
各国の大使館が集うこの街は、一般的に高級住宅街・洗練された街というイメージを持っている人が多い。
が、それは南麻布に面した地域の話。

広尾駅周辺はごく普通の、昔から住んでいる地元の人間によって構成されているのだ。
そのため結構高齢者が多かったりする。
表参道のようにグラサンをかけたマダムが大型犬を散歩させたりはしていないので安心して訪れてほしい。

中でもオススメなのは広尾散歩通り。

まだクリスマスリース飾ってるの…?

「ブルーボトルコーヒー」と「おかしのまちおか」が共存する街、それが広尾である。

凍えながらスタバに入店。
カスタムなどを考える余裕もなく、普通にカプチーノを注文。
とにかく温かい飲み物をください…。

受取場所にいた40代らしきおねえさんから20代としか思えない可愛い声で「カバーつけますか?」と訊かれてビックリする。
声が若いって強いんですね、勉強になります。


ケイちゃんと邂逅

何を隠そう今日はケイちゃんのネイル日だったのだ。
広尾に移った後もこうして足繁く通っている。

ケイちゃんは相変わらず元気いっぱいで私に下ネタを振ってくる。

「凛さん、中折れ経験したことありますか?」
「お、おぅ…」
「ああいう時ってどうしてます?」

こういう普通の記事で事故的にアダルト指定されるのもアレなので詳細は伏せるが。
休憩を取ったりその他の手段で元気になるよう努めたり、まぁ男性に無理をさせないよう気を付けてるよ、と話したところ。

「優しすぎません?早く硬くなれよ!って思っちゃうんですけど!」
「ケイちゃん、男性は女性より繊細なんだからもっと優しくしてあげて…」

私は奉仕精神が強いせいでそう思うだけなので、一般論とは違うかもしれません。
日本広しと言えど、中折れの話をしているネイルサロンはここだけだろうな。

そんなお茶目なケイちゃんが生み出した素敵なネイルです。

バレンタインネイル


夕食

帰ってから夕食の支度に取り掛かる。
本当なら鍋にしたい寒さだけれど、牛乳とカブの賞味期限が迫っていたのでパスタに。

・カブとベーコンのクリームパスタ
・人参のガレット

ワインはブルゴーニュのシャルドネ。
人参嫌いの私ですが、カットした人参を酢水に漬けてレンジにかけると土臭さがなくなる、という技を使えば食べられます。
詳しくは下記ご参照。

マジで人参が嫌いな大人の私でも食べられるようになるので、人参嫌いのお子様にゼヒお試しください。


ほんのり春

夜。
最近仲良くしている男子から電話。

趣味や考え方など結構色々な部分が合う。
割と良いかもと思っている自分と、いやいや警戒しとけという自分とのせめぎ合い。

何事も入れてみないことには分からない。
中折れしても私は優しく対処するよ、と伝えておきたい今日この頃。


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