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介護日記2#90母の手指の蒸れ

身体の緊張が昨年末から強くなってきたレビー小体型認知症の母。

筋肉が硬直し自分自身では、なかなか動かせないし、介助するにしても時間をかけてゆっくりゆっくり伸ばしていかなければ指も、肘も、肩も、膝も動かない。
時間がかかるが、僅かに少しずつ動かしながら刺激を与えていると脱力してガクンガクンと力が抜ける。
もちろん可動域もかなり狭くなったので衣類も本来Sサイズでちょうどいい位の骨格だが、3L位の伸びやすい生地の物を主に『しまむら』で購入して着ている。
先日も夏物薄手パジャマの3Lサイズの物を3着購入したばかり。

そんな母は先週から、こまめに手指を開いて消毒しなければならなくなった。

ずっと手をぎゅっと握りしめている為、蒸れから手指の皮膚がむけ始めたからだ。

さっそく訪問診療に来てもらっている医師にお願いして薬を出してもらった。

テルビナフィン軟骨の処方

検査はしていないが
いわゆる水虫  
真菌の治療及び予防

1日1回薄く塗布

数日経過。
酷くならず改善してきている。
しばらくは軟骨塗布を継続。

しかし今後なにかしら手指の蒸れ改善に対策を考えなければとスマホで検索してみる。

↑軍手などの手袋などに綿を詰めて指に挟むタイプの物もYouTubeで紹介されていたので真似て作成。暫くはめてみたが時折、自分自身で脱力出来る時があって指を開いていたりするとポロリと床に転がってしまっていた。
これは却下。

↑次に、指に通すタイプの物。
似たような物を1つ作成してみた。これなら大丈夫かも。
使ってみたらずっと握っている。
100円ショップで昨年購入していたはぎれ生地の中に、ひんやりとするタイプの生地がありそれを使用して作成する。(今年になってその生地は売り場で見かけていない/よくあること)
洗い替えに4セット作成
(両手分8個)
購入したら結構な金額になる。
お世話になっている施設のスタッフさん達にも、母にも好評。
良かった。

夏が近づいてくると更に蒸れてしまうだろう。
こまめに消毒して悪化しないように気をつけなくては。

新たな向き合うべき事が発生するが、まだまだ軽い事なのでゆっくり乗り越えたいと思っている。

今の細かな心配は色々あるけれどまだまだ命に関わる事ではない。 

母本人の生きる力を確認しながら進んでいく。

読んで下さってありがとうございます
今日が素敵な1日となりますように(ばら)