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UI/UXについて勉強する day5

本日の内容

今日はUXの重要性について勉強し、改めてUXを見直す妥当性を探る

モノ消費からコト消費へ

現代、モノ消費からコト消費に変わったと言われている。

ユーザーは商品の機能性や価格ではなく、どんな体験ができるのかというところを重要視している。つまり、商品。サービスを使っている前後でもどんな関わり方をするのかも、大事なポイントになってきた。

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売れるサービスに共通する点がある。

1.顧客の悩みを分析
2.顧客の悩みに自身がアプローチできる強みを知っている
3.その強みでは補いきれない部分を知っている
4.補いきれない部分の補填を行って行く
5.ユーザーの悩みを解決し、口コミが広がる

上記のフローを継続的に分析し、対応をしていく必要がある。しかしながら、顧客の悩みは「だろう」で判断し結果をみない、自身の強みはアップデートされない、補いきれない部分の分析が疎かになっている、というような状態は往々にしてある。

その結果、満足のいくユーザー体験を提供できず、口コミは広がらず、サービスは他のサービスに追い抜かれていく。

UXの設計は非常に重要なものであり、変動するものであるということを改めて認識する必要があるのだ。

コト消費の事例

①スターバックス

スターバックスでは、「家と職場以外の中間の場所」というCONCEPTを掲げている。つまりコーヒーをただ売るのではなく、空間の提供をしている。

おいしいコーヒーという自身の強みく加えて、空間の提供という付加価値、新作を定期的に出し、ユーザーの期待値を高めるというブランディングにより多くの人の心をつかんでいると考えられる。

②ディズニーリゾート

いち早くコト消費を創り出していたのはディズニーではないだろうか。

楽しいアトラクションや可愛らしいキャラクターに加えて、独特の世界観を創り出し、非日常感という付加価値で、老若男女問わず楽しませる雰囲気づくりが施されている。

他の遊園地との大きな違いは、そこへ行った全員が同じように楽しめるというところ。子供だけが楽しい、大人だけが楽しい、そんな空間ではなく、みんなで「楽しかったね」と言い合えるような、同じ思い出が作れるところにある。

UXを考えるということ

日本人はUXを考えるのは実は得意なのではないだろうか。

おもてなしという言葉がある国、誰かのために考えてひと手間加えることが得意であるのだから、UXも同様に考えられると思う。

おもてなしの身近な例でいえば、家に人を呼ぶことを考えて欲しい。

いつもより部屋を入念に掃除して、スリッパを用意。お茶を出すので少し良いコップとおいしいお菓子、それから座布団を用意して、部屋を適温にしておく。たくさん用意したいことがある。そして「これを用意したらよさそう」というのが簡単に思いつく。

でもサイトのUXとなるとどうだろうか。どんな人が来るかわからない、何を用意したらいいかわからない、何をしたら喜んでもらえるのかわからない。

できることは、できるだけ使い易いUIを用意することくらい。下手におもてなしを考えると、情報がたくさん並んでごちゃついてしまったり、ページ階層がきたくなってしまったりする。

ここの結びつけがうまくできれば、きっとサイト内でもよいUXの提供、おもてなしができるのではないだろうか。

UXを考えやすくする方法を次回は考えていく。

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